本日も松井守男画伯とお食事をご一緒にさせて頂きました。
カウンセラーとして、どうしても伺いたかったことがありました。
松井守男画伯をフランスで一役有名にし、評価された作品「遺言」について、どのような気持ちで描かれたのか?
何故死のうとしたのか?については、世の中に絶望したからだとのこと。
死を覚悟し、画家として何かを残して死にたいとの覚悟で何人もデッサンをしていくうちに、
死に対する恐怖心が消え、フラットな気持ちになり、真剣に絵に立ち向かうことが出来るようになったそうです。
そのうちに、その絵を描く姿から噂を呼び、そこから有名になり始め、応援してくれる人が増えていったとのことでした。
私に頂いたアドバイスは、
「どん底を見ても、真剣に取り組むと絶対に捨てる神あれば、拾う神ありで、誰かが応援してくれる。
中途半端が一番だめだよ。」<
ということでした。このお話を聴かせて頂いて、思い出したのが正岡子規のことでした。
病に蝕まれて自らの死を予感しながら、精神研ぎ澄まし日常を写実的に読む正岡子規のような
感覚が研ぎ澄まされた所とその時の感情をこめているところが共通していると感じました。
そして、その他にお聴きしたのは、
物事を行うときに考えることは3つ
1.最高になるとき
2.普通になるとき
3.最低になるとき
これを常に考えて行動をされているとのこと。
人は想定外のことが起きるとパニックをおこしてしまいますが、
常に想定をしていることがとても重要であると改めて勉強させて頂きました。
本当に勉強をさせて頂きました。
ちなみにうなぎも美味しかったです。
是非、5月1日からの松井守男画伯の個展に松井画伯のエネルギーを感じとってくださいね。
500円の観覧料はすべて東日本大震災の被災地に寄付されます。