祖母→祖母の娘(私の母)
↓
祖母の息子(私の母の弟)
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祖母は母の弟を溺愛したが
弟にとってそれは母親の我儘でしかなく
表面には出さなかったが
祖母のことを良く思ってなかった。
そのことがチョット分かる話
そして
弟と、着る服にまで差があったという
あからさまな弟びいきの中で育った
姉である私の母。
大人になっても悪びれなく
弟を贔屓する祖母の姿に
悔しい思いをしてきたのを私は知っている。
可愛がるのは弟だが
使われるのは母だったからね
母は贔屓されてきた弟が
子供の頃から面白くなかったのは
簡単に察することができたし
無意識かもしれないが
弟を従えるようにして扱っていたのも
私は感じていた。
↑だいたい母が金庫破りをしたのも
自分に盾をついた弟が気に入らずこじ開けたのだ。
力を見せつける母のスタンスが伺える。
話は脱線するが、
祖母の娘(母)と息子(母の弟)に対する温度差は
こうして生まれた、
母の実家は自営業で、嫁いできた祖母は
働き手として数えられ
娘が生まれると姑が赤ん坊の面倒を見て
祖母は働き、お乳をあげるときしか
娘を抱くことができなかったとか。←祖母談
昔の家族経営あるあるなのだろうね
ゆえに娘は姑になつくようになり、
祖母は次に生まれた息子を
絶対に自分で育てようと決めたのだそう。
祖母は、自分になつかず
好きではない姑に性格まで似た娘より
手をかけて自分好みに育てた息子に
執着したのも頷ける。。。
(~_~;)
が、いかにせん、
祖母の態度が素で露骨すぎるので
私の母はそれを羨んで
祖母と母の仲が微妙だったのも理解できた。
一方で弟は重くのしかかってくる祖母を、
自分の嫁と祖母の仲違いから
同居解消を言い渡され
家を出されたことも含めて良く思っていなかった。
↑おそらく怒りを秘めていた
こういうことだ、
親子の三角関係(思いの方向)
私の母→祖母→母の弟(母と祖母を良く思っていない)
思っても思われない、
「報われない愛のなれの果て」が
相続争いとなったと言えそう。。。
遺産の問題は、
遺産だけの問題ではなかったのだ。
つづく
つづき