こんにちはニコ久しぶりの更新です。ここのところ毎日蒸し暑くて、何もしなくても体力を奪われる感じ・・・あせる

こういう時は思考もマイナスになりがちですが、うまく気持ちを整理しながら毎日を生きていきたいですね。

 

さて。タイトルについてなんですが、これは私が最近強く感じたこと。

 

親ってついつい、「子ども」と「自分」を同一視してしまう。

「私にできたんだから、あなたにもできるはず」とか、逆に「私はできなかったけど、この子には」とか。

今更ですが親ってものすごーく、子供に期待しているんですね。

 

私もそう。

優芽に対しては「いつも明るく、他の脱毛症の子たちに元気を与えられるような存在になって欲しい」

そんな風に思っていました。

 

でも、これって正しいのかな。

優芽に、誰かのために生きることを遠回しに強要しているんじゃないか?

もしかしたら優芽は「そうすればママが喜ぶから」と、本当は望まないのにそう在る事を自ら選んでしまっているのかも?

もちろん、無自覚で。

 

じゃあ例えばこの先、優芽が学校に行けなくなったりしたらどうする?

「こんな姿に生まれてきたくなかった」と、殻に閉じこもるようになったらどうする?

 

今の優芽とこれからの優芽は違います。

これからの優芽がどうなるかなんて、誰にもわからないこと。

 

もし優芽が「明るく前向きな優芽ちゃん」でいられなくなったとき、どうなるのか。

 

多分、それまでの自分との落差に落ち込み、立ち直るまでに相当の時間がかかると思う。

 

だからね、そうならなくて済むように・・・

私はこれから、「(良い意味で)子供に期待をしない」という練習を自分に課そうと思います!!照れ

 

だって、優芽も長女も長男も、私のために生きてるんじゃないもの。

彼らは自分の為に生きるべき。

私やパパ、そして社会のために「良い子」でいる必要なんかないんだよ。

 

わが子がいじめられたら。

いつか脱毛症である事に傷つき、ふさぎ込んだら。

 

私達はいつもこういった想像の中でしかない未来に不安を覚え、焦り、「今」を見失っています。

 

それよりも今、どうなのか。

今、目の前の子どもは幸せそうですか?笑っていますか?

 

だったらそれでいいんですニコ

 

もし泣いているなら、ふさぎこんでいるなら。

 

それも、それでいいんです。

 

とても心配だと思う。将来の事を考えれば、悠長な事言ってられないよね。親としてはね。

でも、子供は「いじめられないで欲しい」「自分に負けないでほしい」という「周囲の期待」に応えることをやめ、心のままに泣き、自分を守っているんです。

 

とてもすごい事をしているんですよ。

 

だって想像してみて下さい。

周囲の期待に応えられない自分を想像したら、すごく怖くなりませんか。

プライドは傷つき、自尊心はボロボロになるはずです。

でも、これってもはや自分の人生を生きていない。

 

他者の価値観に振り回され、他者の期待を満たすために生きているのと同じだと思うんです。

 

自分のために生きる事は自己中でもなんでもない。

なぜなら自分のために生きれてる人というのは、他者にも「人のために生きる事を強要しない」から。

そして何よりも「今」を大切にしてる。

戻れない過去よりも、誰も知らない未来よりも、大事なのは今。

 

あ、誤解しないで下さいねあせる

子どもに「こうあって欲しい」という想いをもつ事は親として自然なことだし、愛情のひとつです。

ただ、それが結果子どもを無意識に縛ることにならないよう気を付けたいね!というお話ですウインク

 

特に私は要注意。

こういう活動をしていれば、当然イメージというものができあがる。

優芽のイメージというと、「病気を受け入れ、前向きに生きる子」という感じなのかな。

 

でも、そうじゃなくなってもいいように余白をとっておいてあげたいな。

 

今はキラキラの笑顔がまぶしい、明るくて前向きな優芽。

でも、いつかもしそんな自分でいる事に疑問を覚えたのなら、遠慮なくやめていいんだよ。

 

そう伝えてあげたいと思います。

 

話が少し変わりますが、来年お子さんの進学を控えているというママさんがイベントでも何人かいらっしゃいました。

小学校、中学校。

もう、今から怖いよね(笑)わかる。本当によくわかる。

 

まずはお子さんにどうしたいのかを確認して、どこまでその想いを汲めるかママがしっかり考えて。

 

でも、どうなっても最終的にママは味方だぜ!!!って言ってあげて下さいウインク

もうね、結局はこれが子どもにとっていちばんのお守りだと思う。

 

病気を持ってる子どもってみんな頑張り屋さんでしょ?

それはママが頑張り屋さんだからなんですよ。

 

でもママとしたら、「そんなに頑張らなくてもいいんだよ」って思うでしょ?

子どももね、そう思ってるの。

「ママ、あんまり頑張らなくていいよ」って。

 

でもママにそんな事言ったら悪いかなって思っているのかもしれない。

お互いにいちばん辛いのは「相手」だと思っているんだよね。

親子って素敵だね・・・えーん

 

ただ・・・だからこそ想いがすれ違っちゃった時のつらさも倍増なんですよね(苦笑)

 

こんな時、相手を想えば想うほど独りよがりになってしまうもの。

冷静に心が見えてないからね。自分の心も、子どもの心も。

 

だから、一生懸命になりすぎない練習。良い意味で子供に期待しない練習をしていこうと思う私ですウインク

 

人生って、子育てってホント、修行ですよね〜笑い泣き