大好きだった 父が亡くなった。
嫁に出た身な私は、
兄家族の手前、
やはり…
余り前に出て行くのも申し訳無いので、
フォローに徹しています。
実際には、姉が全て手配をしないと…。
兄達はこういった冠婚葬祭には全く役に立たない
呼ばれた時間に来て、これして。あれして。
で動くのみ。時間もゆったり動いてる感じ。
(親戚からの兄夫婦への苦情は私達姉妹が対応します。兄が駄目なんだな。。。マイペース過ぎて)
一年ほど前に、母が交通事故で入院して。
退院後、母が少し怒りっぽくなってきてました。
基本穏やかな人ですが、明るく元気。運動大好きで。勝気で、真っ直ぐな性格。
ここ数日。
多分
一部の親族は気付いていると思うが
誰もそこには触れないけど。
ここ数日は、夫が亡くなったショックで
まるで別人のように…。
母との会話が成り立たない😢
娘としては かなりショックでした。
父が亡くなった事が受け入れられ無いのは
わかりますが…。
顔つきが変わり、はっきり言うと
とても怖かったです
(母が母ではなくなったみたいで、どう話しても
否定ばかり。とんでもない目つきで睨まれて…)
攻撃的な母の態度は、娘である、姉と私に対してでした。(葬儀の手配の中心にいるからか？)
泣いて頼るのも私達、怒りをぶつける相手も私達。
ころころ変わる母の態度に、
私の息子達が上手に対応。
「ばあちゃ〜ん^ ^」と話しかけて、
母を落ち着かせてくれました。
なぜか、私の主人がいる時は
お怒りモードにはならない…
…
話しは飛びますが。
私は３人兄姉の末っ子で。
上の2人に比べ、塾や習い事も無く
自由に遊ばせてもらえてました
３人目ともなると、子育ても力みがなくなって
良いですね
成長すると、若い頃の母に似てきた私は
父からかなり可愛いがって貰えました
(溺愛な部分もあった)
もちろん父は、息子娘皆んなを
とても優しく愛しんで育ててくれたけれど、
父に似ていると言われて育った私が、
成長とともに、溺愛している妻に似てきたのは
やはり嬉しかったようで。
高校卒業後、服飾販売系に就職した私。
オシャレが好きだった父と趣味が合い、
誕生日やクリスマス。
父の為に
勤め先で熱心にプレゼントを選んだりして^ ^
「良く似合うだろ？」と笑いながら
父が普通に身につけてくれる事が嬉しかった。
今回。
私がプレゼントしたネクタイなど。
父が喜んで身につけてくれていたプレゼントを。
甥っ子が身につけていた。
私と父の思い出は
嫁に出た私には
何も言えないのだなと思った。
懐かしいネクタイだな…と思ったら
ちょっと涙が出た。
あれは
私が紳士服売り場を行ったり来たりして
父の刺繍入り紺色のジャケットに合わせて
選んだネクタイ。(母とのデート用に)
お葬式も終わり、
お疲れ様でした…とご挨拶して。
帰り際に。
喪服から着替えてお見送りに出て来てくれた甥っ子の姿。
父へクリスマスにプレゼントしたセーター。。。
を着てた。
…。
おさがりとして
着てくれてるのだ。
母からは、父さんのスーツや服を
今風に上手く着こなしてくれているとは
小耳に挟んでいたが…
(昔の物を、甥っ子は大変垢抜けてカッコ良く実にオシャレに身につけてくれている
)
でも。
自分が父を思ってプレゼントした物になると。
複雑な気持ちだった。
出来れば、
一緒に生地から選んで作ったスーツも思いがあるけれど。
数年前にカビらして、ショックを受けたという
私がボーナスでプレゼントしたレザージャケットはのこしてほしいかな…。
など思いつつ。
母が許すならもういいや。
と。
複雑な気持ちではありますが。
(追記:レザージャケットは、母にとっても思い出が深いらしく、カビさせてしまってと父が嘆いていたので…私にメンテをして欲しいと言われました。今度、レザー用のクリームなどを実家に持って行って綺麗にしようと思います
)
私と父の思い出は
私にしか もうわからない。
父さん、いつもいつもありがとう。
なんか。
今はまだ、心の狭い娘でごめんね。
ずっとずっと 愛しているよ。