勝手に1周年 | 夢は家族まぁじゃん

勝手に1周年




何をお祝いしてあげたわけでもなく、何か言葉をかけたわけでもありません。


それでも、私は嬉しくて、ひとりで勝手に1周年を祝いました。心の中で。






ミコが死にかけてしまったあの日






私は本当に本当に、心の底から、普段は信じてもいないカミサマに、「自分の命は要らない」と祈った。


それだけじゃなく、「命だけじゃだめ。ちゃんと元通りにして返して。」と。




あれからもう、1年が経ってしまったなんて。不思議でたまりません。


あれ以来、我が家の薬箱は私が背伸びをしなければならないほどの高さに固定してあります。


もう二度と、間違ってもあんな思いはしたくない。


平穏に過ごせるなら、普段は多少面倒でもいい、と思うようになりました。




私が結婚をしたのはなぜだったかを思い出せば、彼女を一番大切にすることは当然です。


もちろん夫のことも大切ですが、激戦を勝ち抜いて生まれてきた彼女が最初に出会ったのは私。


その彼女が、もう少し大きくなって自分で自分の身を守れるようになるまでは、私が守りたい。




ひとりでウキウキしていた私は、ミコを連れておもちゃ売り場に行き、キックスケーター(キックボード)を


買いました。とても手頃な値段で手に入るし、そろそろマックィーンも小さくなってしまった。


自転車ではどこに行ってしまうかわからないので(ほんとにはねっ返り)、ちょうどいい庭遊び用に。




ママからの勝手なプレゼントです。


ミコが無事に1年過ごしてきてくれて、3歳4か月になったことが、嬉しくて仕方ないから勝手に。


これからも、ママのそばで「だいすき」と言って大きく育ってください。




ママも、ミコがだいすきです。


ありがとう。