居場所は一つでなくてもいい
僕はこれまで、いくつもの「場」を作ってきた。
それは、僕が強いからできたのではない。
自分の弱さや情けなさを知っているからこそできたのだと思う。
僕は高校時代、いじめにあっていた。
以下先日出版しました
「SNSを超える第4の居場所」から抜粋
番長グループがいじめの標的にしていた生徒がクラスにいました。
標的となっていたのは、僕と同じ中学出身の生徒。僕たちは中学のころから、とても仲がよかった。その仲良しの友達がいじめの標的にされている。なんとかしたかった。でも、一方では、僕が彼をかばえば、その瞬間から僕がいじめの標的になることはわかっていました。
高校3年の春。このままやり過ごしていれば、一年間何事もなく過ごせる。弱気な僕が顔を出していた。しかし、我慢は限界に達しました。とうとうある日、僕は友人をかばって番長グループとぶつかることになった。
そして翌日から、もののみごとに僕はクラス全員から無視されることになったのです。「岡田と口を聞くな」というお触れがクラス中に回っていたのです。
陰湿ないじめが始まりました。靴を隠すという小学生みたいないじめもありました。お昼の時間になれば、いつも僕は独りで弁当を食べていた。酷かったのは球技大会です。クラス対抗の野球大会が催され、みんなが応援をする。でも、僕がバッターボックスに入った瞬間に、応援はピタリとやんでシーンとする。
恥ずかしかった。「岡田さんはクラスでいじめられてるんだ」と、ハンドボール部の後輩たちにもばれてしまう。
悔しかった。家に帰ると、僕は初めて母の前で泣きました。
「クラスのみんなから無視されてるんや。弁当を食べるのもいつもひとりや」と。
ほんとうは、母には言いたくなかった。心配をかけたくなかった。でも、溢れ出る悲しみを抑えることができませんでした。
「そうか。いじめられてるんか。でもな、学校は休んだらあかんで」
母は僕にそう言いました。
どこかで、もう学校には行きたくないという気持ちもありました。でも、ここでやすんだら負けることになる。番長グループやクラスのみんなに負けるのではなく、自分自身に負けることになる。きっと母はそう言いたかったのだと思います。
高校3年の10ヶ月間。僕はずっと独りぼっちだった。それでも僕が学校に行くことができたのは、僕には確固とした居場所があったからだと思う。
一つの居場所は母。僕がどんなことがあっても、母はいつも僕の味方でいてくれる。そこに言葉がなくても、見守ってくれる温かな眼差しがあります。心が壊れそうになったら、ここに戻ってくればいい。
そしてもう一つの居場所がハンドボール部でした。一日中クラスの誰とも話さなくても、ハンドボール部にいけば仲間がいてくれる。自分がいる居場所はけっして一つだけじゃない。その居場所があったからこそ、僕は学校生活を送ることができたのだと思います。いまから思うと、この経験が僕の原点になっているのかもしれません。
居場所はけっして
一つだけじゃない
ほんの少しの努力をすれば、
きっと別の居場所を見つけることができる。
もしも見つからなければ、
自分でつくってしまえばいい。
強者には強者なりの居場所があるのだろう。
でも、弱者にも弱者なりのすばらしい居場所があることを忘れないでほしいのです。
そして、その二つの居場所は、
けっして比べられるものではありません。
どちらが良くて、
どちらが悪いというものでもない。
「ここが自分の居場所なんだ」
と思えるその場こそが、
それぞれの居場所なのだと僕は信じているのです。
大切なことは、目に見えないことが多くある
昨日は山口県教育委員会からご依頼頂いて、小学生、中学生へ講演会に行ってきた。
いや~
さすがやわ~
柔軟な思考に感動
小中学生に質問をしました。
「土の中に種を入れ、水を与えて何が出ますか? 」
大人に問いかけるとこう答える。
芽がでる・・・・。
茎がでる・・・。
葉が生い茂る・・・。
花が咲く・・・。
全て正解です(≧∇≦)
そして、あと一つ
忘れてはならないものがあります。
それは「根」です。
土の中だから見えない部分です。
しっかりとした根があるからこそ、
木や植物は風がふいても倒れない。
根付かせなければ、風が吹けばすぐに倒れてしまい花は枯れ、腐ってしまいます。
又、早く育てよう育てようとして、
がんばれー!がんばれー!!と
水を与えすぎると、出てきた芽や木や咲いた花も、すぐに根が腐り死んでしまいます。
人も同じことがいえます。
水を与えすぎていませんか?
水をもらいすぎていませんか?
水は時に強いプレッシャーやストレスに変わります。
がんばれー!モチベーションあげろー!
育てよう、自立させようとした過度の水は、
「期待に応えなきゃ!早く華をさかせよう!」
「成長したい」「やりたい」という当初の気持ちから「成長しなきゃ」「やらなきゃ」に変化させます。
過度のプレッシャーの中、
不自然な背伸びをした形で成功します。
早く咲けども花は花。
見た目は綺麗です。
見た目の華やかさと、見えない根。
早い結果を求めすぎて、根付かない根の結果、風が吹けば倒れてしまします。
「華やかさを維持しなきゃ」と、成功のストレスにやられて、
根も腐りはじめいつの間にか倒れてしまいます。
しっかりと根付かせなければ、
成功も数年で枯れてしまうと思います。
子供たちは何と答えたのか?
「土の中に種を入れ、水を与えて何が出ますか? 」
夢、勇気、希望、愛、絆
ズバリ!僕が最終的にセミナーの中で答えようとしていたことを1番最初に答えられました。
根は心です。
見えない部分です。
水や食料を食べなければ、人は1ヵ月も生きていけません。
しかし、「空気」がなければ5分たりとも生きていけません。
見えないもの程、人にとって大切なのです。
人でいう根を育てることは、心を育てることです。
人を想いやる心
感謝の心
絆
愛
勇気
夢
希望
当たり前のことなのかもしれませんが、
当たり前のことが、人を成長させます。
成長過程で人との信頼や、深い絆も生まれます。
絆や心は人にとって、どれだけ強風がきても倒れない強い強い根となります。
僕は今たくさんの人と出会います。
みんな素敵な人たちばかりです。
可能性に溢れた人ばかりです。
プレッシャーの中、押しつぶされそうな人もたくさんいます。
自分らしさを見失いかけている人もたくさんいます。
人と比べるのではなく、自分の未来と今を比べて、生きてほしいと思います。
目に見えないことを大切にした結果
根っこと根っこが繋がり
踏まれてもへこたれない
強い芽に着実に着実に成長し
目に見える形『結果』に現れます🎵
講演会の帰り僕は、清々しい気持ちで上関をあとにしました。
ありがとう😊




