能登の祭りと富山の祭り | 桃乃輔のブログ 

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能登の祭りを独自の目線で紹介しつつ
普段は日々の雑談的な事を書いてるブログ

こんにちは!

先日、5月開催までに
復旧が間に合わないとの判断で
七尾市青柏祭が中止決定になり
残念なご報告をしました・・・(汗)

そして昨日、お隣富山県は高岡市↓





伏木町の曳山祭り《ケンカ祭り》
七尾市と同じ5月開催ですが、
なんと開催を決定したとのニュース!

伏木町も地震で液状化による被害があり
祭りを行うには開催までに復旧させないと
いけない問題はありますが・・・(汗)

それでも開催するという決定には
こんな時だからこそ!の精神で前に進む!
伏木町の人たちの心意気が伝わってきます。

祭りといえば《祭りの国能登!》
現時点では青柏祭のみ中止です。

こんな言い方をすれば、
語弊があるかも知れませんが
能登の地震被害は尋常じゃない状況あせる

輪島市はテレビのニュースでご覧の通り!
珠洲市に至っては以前の面影がない程の現状

例えば珠洲市宝立町↓

地震前、宝立町の海岸


宝立町七夕キリコ祭りで海岸に並ぶキリコ


広場に集結する際のキリコ
この写真の真ん中の右側のキリコの横に
赤い建物(倉庫)がありますが・・・。


地震と津波の爪痕

赤い建物は↓

海岸線で、この状態です。

そして↓



無残な姿になったキリコ

また宝立町の家々の状態は
語るに悲しい悲惨な状態です。

祭りは 8月開催なので日はありますが
地震から約2ヶ月経過しようとしてるのに
まだ倒壊した家屋は手つかずの状態が多く
8月までに復旧が間に合うとは思えません。

七尾市内でも倒壊した家屋はありますが
珠洲市や輪島市での倒壊家屋の軒数は尋常ではない!

両市長の考えでは、2年以内に瓦礫の処理を
終えると想定しているそうですが実現しても
2年は祭りは出来ないという事になります。

応急危険度判定もまだの地域や
罹災証明をもらわないと家の解体も出来ず
お金がある人でも建て替えさえ出来ない!

行政を待っていられない!
援助金も何もいらない!
全て自己負担で解体や建て替えをする!
という方ならすぐにでも再建出来ますが・・・(^^;)

能登最大級のキリコを有する
珠洲市三崎町寺家では津波により
壊滅的な被害状況、唯一キリコは無事。

津波の高さは海面から約5メートルの津波で
家屋の1階部分の天井の高さまで波が押し寄せ
完全に住めない状態なのに準半壊か半壊判定!

家の形が残ってるから倒壊ではない?
行政はバカなのか?

まぁ~何かのマニュアル通りの仕事だろうけど
住める家か否かで判断してほしいものですね。

家がゆがみ玄関の戸も動かない
家の中のふすまや戸も動かない
窓も閉まらないし鍵も閉めれない状態でも
家の形があれば修理して住める家との判断で
【要注意】判定になるのは年金暮らしの
高齢者が多い能登地区の住民には過酷な判定!

修理費用・・・いくらかかると思ってるの?
家を諦めアパート暮らしする人が増えるよ!
(過疎化が進む・・・)

でもそのアパートも高齢者とは
賃貸契約をしない会社が多いと聞きます。

行き場がなくなるね!

現実【危険】判定の家屋で
そのまま暮らしてる高齢者の方を
見たことがあります。

なんか話が反れましたが
能登の祭り開催のピンチは続く!


いつかまた、こんな日が来る事を祈って

それではまたねパー