OSJ新城トレイル32K 2024 | トライアスリートへの道

トライアスリートへの道

夢みる自由人のトライアスロン挑戦の夢を綴った日記

 

 

昨年の初参加では、

朝から雨が降っていたが、

今年は曇り空だった。

 

 

このまま降らずにいてくれたら、

と強く願っていた。

 

 

8時スタートだが、

6時にはすでに続々と車の列が

駐車場までつながっていた。

 

 

会場ではS井さんを探したが、

見つからないままスタートを迎えた。

 

 

 

 

 

初参加の昨年とは違い、

心の準備は出来ていた。

 

 

コースのイメージは掴めていたし、

終日雨の中でのレースを経験したことで、

悪条件下での覚悟も出来ていた。

 

 

ただ、きついイメージが強く残り、

それが心に重く圧し掛かっていた。

 

 

 

昨年は最後尾近くに並んだが、

今年は列の中ごろからスタートした。

 

 

最初の渋滞になるところで

少しでも前に行っておきたかった。

 

 

 

新城32Kは累積標高2,280mで

30Kクラスのトレイル大会の中では

日本で一番厳しいと言われている。

 

 

 

 

 

 

特に第1関門&エイドステーションの

亀石の滝(約13km地点)からは、

新城最大の長く険しい坂が待っている。

 

 

この険しい坂に挑む前に

「亀石の滝」エイドでは、

十分な休憩をとった。

 

 

補給食をしっかり食べ、

トイレを済ませてから

長い坂を上り始めた。

 

 

するとすぐに左ハムが

攣りそうになった。

 

 

やばいと思ったが、

その気配はすぐに消えた。

 

 

長い休憩後に急に動いたため

脚が慣れていなかったかもしれない。

 

 

その後は、一度も攣ることは無く

順調に上って行った。

 

 

昨年と比べても、

上りの耐性が強くなっていることを

確かに感じていた。

 

 

 

 

 

17km過ぎに、

とうとう宇連山の山頂に到着。

 

 

ここからは32km地点の

第2関門&エイドを目指していく。

 

 

第2関門前の緩やかな上りも

昨年は走れなかったが、

今年はゆっくりでも走る余裕があった。

 

 

 

第2関門&エイドでも

十分な補給食とトイレを済ませた。

 

 

残りは10kmだが、

もう一山が待っている。

 

 

しかし、それは自分の頭にも

インプットされていたから

昨年ほどの精神的疲労はなかった。

 

 

 

そこに心の油断が生じたのか、

落とし穴が待っていた。

 

 

濡れた岩場に足を滑らせ

左側へ転倒した。

 

 

その際に左手を着いたため

手首を負傷した。

 

 

手首以外にも左腰から肩にかけて

強く岩盤に打ち付けた。

 

 

すぐに立ち上がったが、

身体の左側が異様に痛んだ。

 

 

しかし、アドレナリンが出ていたのか

強い痛みにも耐え直ぐに歩き始めた。

 

 

 

いつしか痛みは忘れていた。

 

 

 

 

 

最後の下りからゴールまでは、

一気に駆け抜けた。

 

 

脚はまだ、しっかり残っていた。

 

 

 

 

 

記録:7時間39分54秒

 

総合順位:第375位/629人

 

男女別順位:第331位

 

年代別順位:60代男子 第12位