今日は、POP広告の特性について
ちょっと深く考えてみたいと思います。
がっかりされるかもしれませんが、
最初に伝えておきます。
今日はあたりまえの事をお話ししていきたいと思います。
超あたりまえの話を書くのです。
だから忙しい方は、見なくてもよいですが、
読んで頂ければ、気付きとモチベーションという
大きな収穫を得られるかもしれません。
今日これからお伝えすることを、心の底から理解できれば、
もっとも簡単でコストもかからない方法で、
売上げを倍増、3倍増にし、利益率を大幅に向上させる
ことが可能になります。
すくなくともそれをやる意義が腑に落ちるので、
自然とその、店の利益率を大きく改善する簡単な方法に
ついてのモチベーションが高まってきます。
自然と気付くとそれをやってしまうので、
高利益、高収入、十分に豊かで笑顔が絶えない
家族との生活までへの自動操縦装置を得る事が
できるようなものです。
だから、こうしてあなたは、それをすることで、
またどんどん、いままで思い描いても全く方法が
わからなかった、同業者にも言えないほどの利益を
笑いを噛み締めながら、楽々と得る事ができるように
なります。
そうして優雅に、エクセレントな世界の扉を開ける
ところまでやすやすと達する事ができるのです。
ここまで結果が変わってくるほどの
「あたりまえのこと」です。
今日お伝えするのがどういうことかと申しますと、
それは、
POP広告の効果にはプラスしかない
ということなんです。
最初にも書きましたが、やっぱり
「どういうことなんだ、何やら当たり前すぎて」、と
ピンと来ないかもしれません。
そのあたりまえのことが、みなさん
本当の意味でご理解されているか、とちょっと気に
なってしまったのであえて書かせて頂きました。
それはどういうことかというと、
例えば、商品やメニューの値段を書いた
プライスPOPは、当然必要になりますし、
ないと売れないし、お客さまから聞かれて
困るのですが、
それ以外にもし、さらに大きいPOPを置いたり、
貼ったりするスペースがあり、しかも置いた方が
適切と考えられる場合には、
絶対にPOPを置いた方がいいのです。
理由は、POPには、基本的に
売上げ、利益に対して
プラスの効果しかないから、です。
もちろん売りたい商品と他の商品とのPOP展開の
バランスも必要だと思います。
しかし、例えば、お店自身が売りたいオリジナル商品や
プライベートブランド商品のPOPを展開した場合、
対抗するメジャーなテレビで宣伝しているような
ナショナルブランドの商品も同時に売上げが伸びるという
こともよくあるようです。
売りたい商品と対抗商品の両方にスポットライトが
当たるため、両方の売上げが活発になるのです。
とにかく、商品のクオリティが高く利幅がとれて
大きく売り上げをあげたい商品であれば、
POPは必ずつけた方がいいのです。
POP自体の出来がどうであれ※、それがあることで、
売上げは必ず伸びます。
(※一応丁寧に書いてある方が、望ましいです。
最初は字がうまく書けないのは仕方なくても、
丁寧には書けると思いますし、それは伝わります。
PCで作成したものであっても良いです。)
だって、
商品名も大きく書かれ、説明も入って、価格も
大きく入っているものが、新たに加わるのですよ。
売上げが伸びない訳がありませんよね。
そうはいっても、コストが見合うのか、という
視点も、賢明な経営者やマネージャーさんだったら
当然お持ちでしょう。
仮にPOP一枚書くのにどのくらいのコストが
かかるのか、超ザックリとした原価を考えると、
(わざとザックリ多めに出すのですが、違うと
思ったらご指摘ください。)
紙代…POP自体やPOP用紙としてPCで作った物を印刷
することなども考えて、
カラーで作ったとして、コピーなんかの場合もあり
A4サイズとして、MAXで50円くらいでしょうか。
その他…POPマーカーなどを一応全部揃えるとその時は
高いのですが、一枚当たり、どうだろう、100円も
かかりますかね?じゃあ、MAX100円として。
他の業務にも共用のPC使用の場合のコスト償却分も
電気代も加味してもこんなものでいいでしょうか。
合計 150円
どうでしょうか?1枚あたりコスト150円。
(実際はもっと少ない事が多いと思います。)
商品の売上げがPOPなしの場合と比べて、仮に1.5倍に
なったとして、1.3倍でもいいや、なったとして、
増加分の利益で回収不能でしょうか?
おいおい人件費は?
はいはい、頭にいれております。
しかし、そもそもの主旨からすると、これらPOP広告は、
失礼ながら、皆様がこれから繁盛店になろうとする場合に、
経営者さんが、まずは余裕のある時間に作り上げる物として
考えています。
もう一つは、
(理想を言えば、集中できると効率があがるので他の
業務と平行してやらない方がベターとも思いますが)
POPは手の加え方にもよりますが、
他の仕事の合間に、仕事のすき間に出来ると思うことです。
だから、人件費考慮に入れないで、というのも理由ありますが、
それでも、POP書く事だけで人件費を考えてみたいと
思われれば、例えば、時給1000円のバイトさんが30分
かかったとして、500円ということでどうでしょうか?
(本当に、習熟度合いと、手の加え方でPOP作成の
時間は全く変わってくるので一概に言えないのですが)
じゃあ、これも合わせて合計 650円。
もちろん商品にもよりますよ。
でも、このコスト回収できないでしょうか?
何を売ろうとしていますか?
どのくらいの期間売ろうとしていますか?
何個か売れたり、注文してくれたら、
あっという間にペイしてしまいませんか?
実際は、利幅のとれる商品であれば、
もっと時間とコストをかけても良いと思います。
一度緻密にやってみるとよいと思います。
それでも、やったほうがいいという結論になると思います。
しかし、毎回一個一個について試算するのも
面倒なので、自分の経験からも、
まず、コスト、時間の点は無視してよいと言ってよいと
思います。
しかしPOP作成について、こうしてコストのことを
考えていただいた事はおありでしょうか?
これだけのコストと時間で、
売上げが何10%も変わるのですよ。
POP広告とはそういうものなのです。
実は、自分もバイトの時に、自分が臆病だし、POP書くのを
正当化したいがために、常に、この、時給と経費とそのPOPが
生み出す利益を自分の中で、計測していました。
最初は、わかりずらかったですが、1ヶ月、2ヶ月展開して
みると、どんな商品であっても、
それまでの、1.5倍、2倍と売上げが上がっていくなかで、
POP作成のコストを、
利益が大きく、いや激しく凌駕する
ということがわかりました。
やればやるほど、効率も上がってくるので、
そのスピードと凌駕するレベルが拡大していきました。
そのうち、そういう尺度で見なくてもいいということが
わかって計測をやめてしまい、もっとPOP自体のレベルを
上げる事や、古いPOPのリニューアルなどに集中できる
ようになりました。
(リニューアルならもっと時間短縮できます。)
計数見ている店長も本部も何も言わなくなりました。
どんどんやれ、という感じにもなっていきました。
だから、本当に、実体験からも確信もって言えます。
POP作成にはマイナスがない。
(展開が不適切な商品や、雑然としてしまうレベルをのぞき)
POP展開は、
やればやるほどいい。
それでも、
POP書いてるよりもやることが一杯あるんだよ!
よくわかります。
でもあえて繰り返し言います。
それでもPOPは展開できるならしたほうがいい
ということです。
より、豊かになり、余裕ができる生活を送るまでの
ちょっとした努力です。
ちょっと今日のことを何度も読んで頂いて、理解を
深めていっていただきたいと思います。
それでは、今日お気づきいただいたことを
より確かにするために簡単なワークをご用意しました。
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高利益率の繁盛店になるための最強最安の武器
POP広告を店舗に最大限実戦配置する6ステップ
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ステップ1
メモ帳と筆記用具を用意してください。
ステップ2
店舗内を巡回し、今売上げを伸ばして行きたい
商品、メニューを上げて記入してください。
ステップ3
その商品・メニューの横に、POP作成可能か
展開が適切か、をチェックしていってください。
ステップ4
ステップ3の商品・メニューのうち、POP作成
可能なもののPOPを一つ一つ作ってみてください。
全部やっててもいいのですが、今回は、3~5個
くらいにしてもらっていいでしょうか。
まだ、POP作成に慣れていなければ、丁寧に
読みやすい字で、
「商品名、規格、短いキャッチコピー、価格」
だけでも構いません。
(効果的なPOP作成方法は追ってご説明します。
良いPOPが必ず作れる様にします。)
ステップ5
では、1ヶ月展開後様子を見て、売上げや
お客さまの反応などを計測してみてください。
ステップ6
ステップ5で効果あることが理解されたら、
他の商品にも同様の手法でPOP展開を拡大
してみてください。
今回の方法を実践できれば、POP広告の効果が
以外と大きかったことにも気がつきますし、
やらないと損、やらない手はない、
ということになるのではないかと思います。
お客さまへの強力な無人の販促部隊をどんどん増やして
売上げ向上、利益率向上につなげていって頂ければ、と
思います。
それでは、まず、最初に、
簡単に店舗の商品群やメニューのチェックをするために
店舗を見回るというのを一度やってみていただきたいと
思います。
今回のお話は、実は続き物でして、
上でさんざん言っておきながら、ですが、
実は、そうは言っても、残念ながら、
貼るスペースもあり、貼るのが適切な場合でも、
POP広告を展開しない方がいい!
となってしまう場合の問題点と
その簡単な回避方法について
次回詳しくお話していきたいと思いますので、
楽しみにしていてください。
→最悪の事態 POP広告なんてしなきゃよかった
今日も、ここまでおつきあい頂きまして本当に
ありがとうございます。