どうもぼーのです。
ご無沙汰しておりましたが、またどんどん情報をアップして
まいりますので、よろしくお願いいたします。
今日は、これをマスターすることによって、あなたが
POPを書こうとするときに、どのように構成していくか、
お客さまにどうやったら一番伝わるか悩む事がなくなる
大事な方法の一つをお教えします。
これをマスターしていくことによって
あなたがPOPでもっとも伝えたいことがお客さまに
瞬時に伝わり、
それに続く、どんな長い説明の文章でも、お客さまの脳内の
欲望中枢のストライクゾーン目指してもっともストレスなく
ストレートに最速で伝達させることができ、説得力を
加速度的に増してゆくことができるるようになります。
様々な販促物にあふれた中で、あなたのPOPにだけ異様に
反応するお客さま群を作り出す事ができるのです。
ただルールにしたがって「選ぶ」ということだけでこれだけの
結果に結びつけることができる、という究極の方法について
今日もまたお伝えして行こうと思います。
それは何かといういいますと、フォント—書体の問題です。
主にパソコンフォントの選び方をお教えします。
手書きの場合でも文字の太さや見やすさという点で
必ず参考になると思いますので、図などを見て参考に
してください。
フォントとは、ゴシック体、明朝体とかいう書体の
一つ一つの種類のことです。
(ゴシック体にも明朝体にもたくさんの種類があります。)
フォントなんかどれも同じなんじゃないか、と
かつての私も思っていて、全くわかっていませんでした。
日本語フォントにも無数の種類があり、それぞれ特徴が
あってTPOによって選ぶ事ができます。
それぞれのパソコンなどで、搭載しているフォントが
違うと思いますので、一般的なお話をしていきます。
フォント—書体については、
TPOにしたがって、視認性と可読性という要素で
選択することがとても大事です。
目的は、お客さまに、読みやすく、わかりやすく、
よく伝わるPOPを作るためです。
せっかくいい内容が書いてあっても、お客さまが
読んでくれなければ、意味がありません。
お客さまに伝わる効果
=書いている内容×伝わりやすさ(デザイン)
です。
視認性とはパッとみた時に一瞬でわかってもらえるかどうか。
これはPOPのタイトルや短いキャッチコピーだけのPOPの
際には特に重要なポイントになってきます。
視認性の高いフォントは、和文フォント(日本語書体)では、
ゴシック体、欧文フォントでは、サンセリフ体です。
可読性とは、文字が読みやすいかどうか。
特に長い文章などではこれが大事になってきます。
可読性が高いフォントは、
和文フォント(日本語書体)では、明朝体、
欧文フォント(アルファベット)では、セリフ体です。
フォントには、それぞれ、文字のウェイト=つまり太さが
違うものがあり、厳密には例えば日本語書体で言えば、
太い明朝体(視認性高い・可読性低い)と
細いゴシック体(視認性低い・可読性高い)と逆転することが
ありますが、一般的には上記と考えていてよいと思います。
代表的な書体をあげておきます。
ここまででお気づきだとは思いますが、
可読性と視認性はどちらも同時に高められないものなので
(トレードオフの関係と言います)、
可読性を優先するか、視認性を優先するか、
そのシチュエーションに合わせて選択しなければなりません。
代表的な例で言えば、タイトルや価格はゴシック体、
細かい説明文は、細いゴシック体か明朝体にすると
読みやすいPOPになるといえそうです。
もちろん、POPによって例外もたくさんあります。
(左側については、説明文もすべてゴシックと
するのもOKかと思います。少しゴテゴテしますが。)
書体を選ぶ時に、パソコンに入っているいろんな書体を
ためしたい、個性的な文字も使ってみたい気持ちになりますが、
視認性、可読性を満たしたものつまり、日本語であれば、
ゴシック体か明朝体を選んだ方が無難です。
ですが、じっくりと雰囲気も出して読んでもらいたい、
あるいは読んでもらえる状況であれば、個性的な文字も
積極的に使ってもいいとは思います。
そして、ここで、追加で申し上げておきますと、
文字の長体(ちょうたい)、平体(へいたい)と言うのを
ご存知でしょうか?
標準よりも細くしたり太くしたり調節された文字のことです。
長細い文字が長体で、平べったい文字が平体です。
エクセルなどでワードアートで作った文字は簡単に
太さや高さを変えられたり変形できますよね。
そうすると無意識に視認性・可読性を
さげてしまう要因にもなりますので注意した方が
いいこともあります。
フォントや文字間の状況などにもよりますが、
文字の太さや高さを変えるのはもとの文字の70%~
130%位(80%~120%という見方もあります)までの方が
読みやすいと思います。
とはいえ、それを計測するのは難しいので、自分の感覚で
みていくことが大事です。
(上記の例を参考にしてください。)
また、長体・平体が一概に悪いというわけではありません。
タイトルなどで少し長体かかっている方が、元気よく
勢いがあるようにみせられるときもあります。
限度を越すとご覧の様に読みにくくなってしまうということ
なんです。
最後に、長体、平体に関係しまして、かつて私がやってしまって
いたようなこと。みなさんも注意してくださいね。
あくまで、お客さまにとって読みやすいかどうかが
大事ですから。。。
フォントについは、まだまだお伝えする事がありますので、
また別の機会に他の点についてもご説明していこうと
思います。
今日もここまでご覧頂きましてありがとうございます。