WE'RE BROS TOUR 2007 

「17年モノ」初日。
@さいたまスーパーアリーナ

(2007.1.18~1.21)

 

 

 

さいたまスーパーアリーナ

~旅のはじまり~

 

 

デビュー17年目にして
「初めての地」に足を

踏み入れたましゃ。


「あたらしい場所」での

「あたらしいうた」。
すべてが新鮮でした



定刻を少し過ぎて会場が暗転。

 

どこか哀愁を帯びた

音色が響く。
 

このツアーのテーマともいえる曲。
「東京にもあったんだ」

導入部で聴こえる音色と
メロディーによく似ている。

 


前回の「FREEDOM」ツアー

でもそう。

 

そのツアーのテーマともいえる

曲を彷彿させるメロディーを
オープニングにもってきて、


本編の最後。
一番のクライマックスを

迎えるその曲へと

繋がっているという。。

 

そんなこだわり。
そんな音色とともに。。

ステージ奥。
バックライトに照らされて、
ましゃの姿が微かに見える。


最終地、愛媛武道館では、
そのシルエットが

会場の一番うしろの壁に

クッキリと映し出され
鳥肌モノでした。


その音色に促され
一歩一歩、ゆっくりと、

ステージの中央に

歩み寄るましゃ。


そして、力強い

「虹」のイントロが聴こえ。。

歌声とともに

ステージ上のましゃに
スポットライトが当たった瞬間。

ものすごい歓声!
久々のライブ。
この日を、どんなに

待ちわびていたことか。

そんな、みんなの思いが
ものすごい声援となって、

ましゃを迎えました。


スクリーンには

白い雲が流れ。。

ましゃの力強い歌声と、
みんなの拍手が刻むリズムが

ひとつになって
いきなり、ましゃとの

距離が近くに感じ。

それと同時に、

この曲を、このツアーの

一番最初に選曲したこと。
 

その、想いを、

わたしなりに

感じ取ることができて。。

 

この「虹」という曲は、
ものすごく、

ましゃの意思を感じる曲であり。
 

ましゃの曲作り、

音づくりが大きく

変わりはじめた曲。

 

そこから、年々、

より手作り度、純度が

高まっていき
「熟成度」を増した

「今」のステージの最初に
ふさわしい曲だと思いました。


「IN MY HEART」
初心忘れるべからず。。
そんな、ましゃの想いがこめられた曲。


とても懐かしいナンバーで

ありながら

自然と体が反応。
みんなで拳をあげて。。

もう一度、火をつけて

IN MY HEART~♪
って。(笑)

で...
次の「Message」

完全に火がついちゃいました。(笑)

なんなの?
あの満面の笑顔は。

もう...メロメロ。。ドキドキ

あぁ...

この笑顔に

会いたかったんだ...。


って思ったら、
今まで我慢していたモノが

イッキに爆発!
 

リズムに合わせて、
イントロで

ビョンピョン飛び跳ねる

ましゃと一緒に
私もピョンピョン

飛び跳ねたり拍手したり。。

 

絶対!君が好きだよ~♪

で、私をめがけて

指さされた時には(思い込み?)
もう...ウキャウキャ気分も絶頂!


「笑顔」

「笑顔」

「笑顔」
ましゃも笑顔、

みんなも笑顔。

そして、この時点で、

もう、汗ビッショリ。

 

私、初日、この時間にして、
いきなり脱いでしまいました。(爆)


脱いで...と言っても

半袖になっただけですけど。。



さいたま初日の、

ましゃの出で立ちは。。

モスグリーンの

ベルベット風のジャケット。
右の襟元には

イエローのフワフワした羽が。

そして、

インナーには

襟つきのベストにTシャツ。
腰には燕尾服を思わせる

ビラビラがついていて
黒のパンツにブーツインという。。


このツアー中では、

この他に、
静岡のライブまでは

ブルーのジャケットと交互に。

そして
3月の横浜。
デビュー記念日以降は

赤いジャケットということで

ましゃ友さん曰く。
「ピーターパン」みたい。(笑)

はたまた
「星の王子様」のようにも見えて。

とにかくステキ!
似合っていました。


そして。。
このツアーでの、

ましゃの最初の挨拶。

逢いたかったぜ~~!!
って。。

私も~~~~!!
ましゃ~~!!ドキドキ


遅くなりましたが
明けまして

おめでとうございます。
僕にとっては

今日が仕事初めだと思っています。

って、ラジオは仕事じゃない?(爆)


それにしても、

いきなりすごい熱気ですね。


それに負けないように
新しい歌から

懐かしい歌まで


このツアーの

「17年モノ」という
タイトルどおり
じっくりとじっくりと、
たっぶりとたっぷりと
熟成されたステージを

楽しんで行ってください。


と、アコギを持ち。
「美しき花」

聴こえてきます、

聴こえてきます。
とっても可愛らしい音が

たくさん。

スクリーンに映し出された、

たくさんお花々は
愛情の深さを

映し出しているかのよう。

そして、赤い照明に、

ましゃのモスグリーンの

衣装が映える。

間奏の伸びやかなメロディーは
オグちゃんのダ

ブルネックのギター。


そして。。
ピアノの音色が次の曲へと誘なう。
「IN THE CITY」

懐かしい曲なのに、

すごく新鮮。
小気味よいスピード感に

蒼い照明。
オトナの色香を感じて。。


手をかざし、

リズムを刻むましゃ。
 

その時のあの手と腰つき。
あの、セクシーで

しなやかな動きがたまらない。。

 

実は1993年~1994年の

ライブツアーの時にも
この曲を歌ってくれたのですが
その当時も、ほぼ同じ振りで

歌っていたんですよね。

今回は、あの頃から

10年以上もたっていることもあってか
とても落ち着いた感じで、
円熟味を増した

ましゃの動きと歌に酔いしれて。

スクリーンに映し出された
スピード感あふれる映像と

相まって
とてもドラマチックな世界へと

誘ってくれた一曲。

今回のライブの中でも、

とても印象に残る一曲でした。


そして、同じく、

オトナの色香を感じたのが
「COOL」

ブラスの音色に、

ましゃのギターソロ。
鳥肌ものでした。

あの哭くようなギターの音色。
最後の音をキメた時の、

あの瞬間。

ましゃの左手の指が

ギターのネックを

舐めるように滑って
 

振り下ろし離れた時の、

あの瞬間。


ましゃの

あの恍惚とした表情。
あの一瞬に、

エクスタシーを

感じてしまいました

 

この「COOL」

バックのスクリーンと照明が

グリーンで統一されていて
横浜初日から着ていた

赤いジャケットが、

ものすごく映えて
色彩的にも、

すごく刺激されました。


 

ここで恒例の出席確認。

さいたまでは、
ましゃのライブで史上最大規模の
17000人の出席確認。(笑)


初日は400レベルの

スタンドを呼び忘れたりして
いっぱいいっぱいのましゃ。(笑)

そう言いながらも次の曲では
じっくりと聴かせてくれました。


バンドとして

演奏するのは初めてという。。
「東京」

スクリーンには

モノクロの映像が映し出され。。


ストリングスとブラスの

アンサンブルが心を揺さぶり。


ましゃ。。
やっと、逢えたね。


この曲を聴いて、

そう思った途端に涙が。。

15周年のツアーから約2年。
その間に発売されたこの曲。


ましゃの「東京」への想いが

綴られた曲。


ずっとずっと、生で、

この曲を聴きたくて聴きたくて。。

ようやく、

こうして聴けたこと。
その待ち続けた2年間の想いが
イッキにここで溢れてきて。。

あぁ..
この日の、この時のために。。
この歌が聴きたくて、
今まで頑張って来たんだよね。。

って思ったら泣けてきて。。

オープニングからの

興奮状態と緊張感から
解き放たれた時。
涙が出てしまいました。


それにしても、
あの、さまざまな

ストライプが交差するのは
東京のスクランブル交差点を

イメージして?

それとも、

さまざまな人間模様が交差する
東京をイメージしてなのか?


などなど、

私のさまざまな思いも
交差しながら聴く「東京」

とても感慨深いものがありました。


そして。。
アコーディオンの音色に

誘なわれ。。
「milk tea」

これも生で聴きたかった曲。
ただただ、

ましゃのギターの音色と
やさしい歌声に酔いしれて。。

この時、

会場のスタンド上部と天井では、
クリーム色した照明が

螺旋を描き。


まるでティーカップに

ミルクを注いだ時のように
会場の雰囲気と

溶け合っていました。

 

この「milk tea」という曲。
ましゃの歌声が、

あまりにもやさしくて。。

実は私。。
福岡のライブの時。
つい、ウトウトと

してしまいました。(爆)

ごめんね、ましゃ。



 

ここでメンバー紹介。

Key:井上鑑
Bass:美久月千晴
Dr :山木秀夫
Per:三沢またろう
G :小倉博和・鎌田ジョージ
Sax:山本拓夫、
Trumpet:西村浩二
Trombone:村田陽一
Cho:坪倉唯子・高尾直樹
Violin:金原千恵子
Vo&G:福山雅治



そして...
今回のツアーで行った先々で
その土地の伝統と文化に触れ、
その土地の人々に少しでも近づきたい
という趣旨からはじまった


「ツアードキュメント
 福山雅治”ツアー途中下車の旅”」


 

この企画は、
最初のさいたま

スーパーアリーナでは、
まだ、試運転の

段階だったようで
会場の反応を探りながらの

トークが繰り広げられ。


今日はライブ初日ということで、
いつも楽屋で着ていた
ジャージを持ってくるのを忘れて。

近くのデパートで、それも、
「バーバリー」で買ってきた。。

と、ましゃが話した途端。

 

 

会場からは...
ほぉぉぉ~~~。。

という、

みごとなまでの揃った反応。(笑)
 

 

その反応に対して。。
さすが、福山のコンサートには
30代の富裕層の方たちが
たくさん来ておられてますね。
富裕層の風が吹いてきました。

と切り返し、大爆笑!


 

さらに、

そのジャージを着て
楽屋でモデル張りのポーズや
ヤンキー座りを

してみせるましゃの写真が
スクリーンに映し出され。。


ものすごい反応っぷりに
プレゼントまで用意して。

挙げ句の果てには、
「バーバリー」で

「あいうえお作文」ということで。。

例題として、

ましゃも考えてみたけれど
すんなりと出てこなくて、
ひとりでツボにハマって大笑い。

 

で...なかなか

次の歌に行けないましゃ。(笑)

 

 

そして、ようやく

心の準備が出来て。。

 

今度は、みんなで歌おうや!!

ということで
「BEAUTIFUL DAY」。


ましゃのギターと、
みんなの手拍子で歌う

「BEAUTIFUL DAY」
自然と顔がほころぶ。

そして、

1コーラス終わったあと、
ブラスが加わり華やかに。

スクリーンには

爽やかな夏色をした
海の風景が映し出され。

ましゃも、みんなも、

またまた、

笑顔、笑顔。
とにかく気持ちがいい。



そのあと、会場が暗転。

蒼い光の中、
リーダーの井上アキラ氏が

照明に照らされ。。
厳かなパイプオルガンの

音色が聴こえ。。

 

おや?
このメロディーは?
もしかして「青い影」

たしか、

以前の大感謝祭でも
「青春の影」のイントロに、
この曲がアレンジして

導入されていましたよね。
そして、今回も??

 

「あの夏も海も空も」
この曲への導入部として、
この「青い影」

イントロによく似た
バロック調のメロディーが流れ。

そのメロディーの自然な流れの

最後の音を拾って
ましゃの伸びやかな

ボーカルが入る。

 

スクリーンには青い空。
その青空に重なるように、

ところどころ、
ましゃが撮った

写真の数々が映し出される。

 

なぜ、この曲の時に、

この写真が?
ふと、思った。

この「あの夏も海も空」も。
この曲のテーマは。。


忘れてはいけない想い。
なくしてはいけない

まっすぐな想い。
そんな想いを

いつまでも持ち続けていけたら
という想いと願い。

そんな、この曲に対する

ましゃの想いと、
ましゃの写真というものに

対しての想いで
重なる部分があったのかな。

とも思い。。

ましゃの歌声に

聴き入ってしまい
涙がこぼれ落ちてしまいました。

 

 

 

右矢印福山雅治 WE'RE BROS. TOUR

2007 17nenmono

@さいたまスーパーアリーナ2右矢印

へと続く...