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なんとか、その日はやって来ました。


発症後はじめて私を見た人はどう思っただろうか。


みんな言葉では、「痩せたけど、思ってたより、ずっと元気そう」と言ってくれた。


泣かないで歌いきること。

心配してくれたみんなにお詫びすること。


お詫びの言葉を予め考えていったけど、いざとなるとやはり予想通り、泣けてきた。

ちゃんというつもりだったのにーむかつき


予想外だったのは、それを見たギターのリーダーが泣いたこと。

お前が泣くんかい(笑)

会場も和んで、わたしも笑って。


いつもはハンドマイクだけど、とりあえず立ってるのもやっとだったので、スタンドにつかまる感じで歌い始めた。

懐かしいこの感じ。

照明の眩しさ。

会場の暗い…暗くない!今日に限って会場が明るい。みんなの顔が見える。

みんな心配そうにじっと見つめてくれてる。

「よしよし、いいぞ、その調子、がんばれ」って言ってるように見えた、勝手に(笑)


歌は絶対泣かないで最後まで歌いきるぞ、何も考えず歌詞の事を考えて歌おうと決めてた。

レコード大賞貰った歌手だって、泣いて歌えなかったら3流よ。


しかし


最後の最後のロングトーンの(そこ、歌詞なかったんで)ほんの2小節くらいでわけわかんない感情がむくむくと押し寄せて、残念ながら顔がグシャグシャのブサイクになってしまった。

もう少しだったのに~~~

若い子なら涙がポロリと美しいのだろうけど、ババアの涙は不細工なだけ。


歌い終わった。


ふとステージわきを見ると、花束を持った友達がにっこり笑って立ってた。

反則だ~~~えーんえーんえーんえーんえーん


私をイメージして作って貰ったと言う真っ赤な花束


これ



わたしは、歌も上手くないし、声も特徴ないし、ただ唯一パワーで押し切ってきたわけで、そのパワーが無くなった今、私が歌う意味はあるのだろうかと自信を失っていたんだけど、この真っ赤な花束が「情熱さえ失わなければ迷うことはないよ」と言ってくれてる気がした。


本当に有難い。

友達が神様に思えた。


帰りの階段はなんか4人ついて支えてくれて、無事に降りれて旦那が迎えに来てくれてた車で帰った。


わたしは幸せ者。


片麻痺でも超絶Happy♡♡


ラピスラズリの効果はたくさんあるけど、ポジティブ思考にしてくれる。

不安をとりのぞいてくれる。

アクセサリー苦手な人はバックに忍ばせておくだけで守ってくれる。