知者と愚者 | YOHEYの日々精進ブログ 大切な仲間達と帰るべき場所へ帰るために

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ようこそお越しくださいました♪やっと逢えましたね♪厚木の金澤洋平です♪日々の出来事や学び、魂が震える、心が洗われるような感動エピソード、マスコミには出てこない真実などをみなさんと共有できればと思います!

知恵とは先を知るはたらきといってもよい。
碁や将棋の世界では強い人は二十手も三十手も先が見えるという。
弱い人は一手先が分からない。
その道の知恵がないからであろう。
この先どうなるか、誰でも知りたい。
未来を読む知恵を持って、安心して生きたいと願っている。
占いなどに走るのも明日が暗くて不安だからにちがいない。
碁や将棋の知恵者は、その道の勝負にすぐれているが、人生の知恵者とは、どんな人をいうのであろうか。
蓮如上人のよく親しまれている御文がある。
「八萬の法蔵を知るというとも、後世を知らざる人を愚者とす。
たとい一文不知の尼入道なりというとも、後世を知るを智者とすといえり 」
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百科事典を丸暗記している物知りでも、後世(死後、後生)を知らなければ愚者だと言われる。
なぜだろう。
死は必然の未来だから、死後を知らないのは、着陸地を知らずに飛んでいるパイロットと同じだ。
生まれたときが飛び立ったとき。
行く先が、わからねば、どんな結末に終わるか、トップセールスマンだった奥城良治氏の言葉を借りよう。
「さてどこにいこうかな。
あれ、行き先の飛行場がわからないぞ。
地図も羅針盤もない。
まあいいや、燃料満タンだし、機体もしっかりしているし、気楽にいこうぜ。
その日の日が楽しければいいんだ、先のことなど心配することはないよ」
こうやっているうちに、燃料がなくなってくる。
いわゆる、人生の晩年である。
「これはたいへんだ、これ以上飛ぶことはできないぞ。その日さえ楽しければいいと思ってきたけど、これはたいへんなことになってしまった。下は山だらけ、飛行場らしいみものは全然見当たらない。
どうしよう‼︎どうしよう‼︎」
と真っ青になってうろたえているうちに、とうとう山腹に激突し、悲惨な人生の末路となるのである。
確実な未来を考えなければ、愚者といわれて当然だろう。
多くのことを知るよりも、もっとも大事なことを知る人こそが知者である。
知者と愚者は、「後世を知るか、否か」で分かれる、と蓮如上人は言われているのだ。

「なぜ生きる」より
監修 高森顕徹
著者 明橋大二、伊藤健太郎

占いに行くのはよりよく生きるためと言う人もいるでしょう。
しかし結局それはどう生きるという目標などの「生きる手段」であり、なぜ生きるのかの解決にはならない。
生まれてきた目的があるのならそれを解決する手段、方法があると思いませんか?
生まれ変わるなら日本人になりたい!と多くの人が答えたアンケートをみました。
仏教では人間に生まれてくる確率は3000年に一度と説かれています。
遺伝子の世界でもとてつもない確率と示されています。
そんな中で、しかもこの恵まれた国に生まれるなんてどんだけの確率!
どんだけー!(笑)奇跡なことか!
何度も輪廻を繰り返し今世、人として生を受け日本に生まれてきたことに意味しかないと思いませんか?
そしてどう生きるのかの前になぜ生きるのかの解決が大事なのではないでしょうか!