木の持つ力と囲炉裏の炎で「安らぎ」と「人間性」が蘇る古民家の宿
岐阜県は奥飛騨温泉郷にある福地温泉、そこにあるのが「かつらぎの郷」。
ここは伝統の古民家と近代的なデザインが融合した癒しの空間です。
約四千坪の敷地に山里の小さな集落をイメージした離れ家が点在していて
母屋は豪農の館を移築し、囲炉裏があるロビーは一年中火が焚かれています。
部屋数は全部で10室、二階建蔵造り離れ家や古民家の一軒家などバラエティー
に富んでいます。
ロビーを含め、お部屋には歴史を刻んだ今では見ることも出来ないような
太い柱が何本も使われおり、木から発せられるパワーに包まれているようです。
部屋の中にも囲炉裏があり、滞在中はずっと火を炊いていられます。
お客様の中には囲炉裏の火を眺めるために来る方もいらっしゃるそうでが
その感覚はすごくわかります。
囲炉裏の火を、家族や仲間とずっと眺めていることが出来る場面が、
浮かんできます。
お風呂は源泉かけ流しで2種類の源泉が楽しめます。
どのお風呂も檜の湯船が特徴的で癒しのオーラが庭の景色と
とてもマッチしています。
貸切露天風呂は無料で利用できます。
夕食は囲炉裏のある食事処で飛騨牛などをいただきます。
女将さんの話によると定期的にスタッフとミーティングを重ね
どう改良していけばお客に喜んでいただけるか、常にアイデアを
出しあうそうです。
そうした心意気が、訪れるお客様にきちんと伝わっていることが
実感できました。
ここに泊まれば、木の持つ力と囲炉裏の炎そしてスタッフの
ホスピタリティで「安らぎ」「優しさ」「人間性」が蘇るそんなお宿でした。
・かつらぎの郷