今日は涼しいですね。
早朝、寒さで目が覚めました。
夏はどこへ行ってしまったのでしょう?
さて、久しぶりの舞台出演のお知らせです。
日時: 2021年11月3日(水・祝)
場所: 和歌山県の和歌山城ホール 大ホール
タイトル: 有吉佐和子生誕90年 ふるさと文学2021
和歌山が生んだ女流作家・有吉佐和子さんが
今年生誕90周年を迎えるにあたり、
彼女の故郷である和歌山でシンポジウムが開かれます。
著名な作家さんたちが和歌山に集結しその功績を称え、
彼女の人生、作品の魅力を語る会となります。
第三部では、有吉さん唯一の戯曲「石の庭」を上演します。
これは室町時代の応仁の乱後の京都のお話です。
そこに私は細川勝元の娘・白妙役で参加することになりました。
このお話をいただき、台本を読んだときに
「私で良いのだろうか?」
と言う不安は確かにありました。
でも深く読み込みを進め、練習を重ねるにつれ
白妙と言う女性の心情が私の中に流れ込み
一つに溶け合っていくのを強く感じました。
実はこのお話を頂いた時に不思議な出来事があったのです。
もしかしたら、人の思いはずーっと残り、
子孫に委ねられていくのかもしれません。
詳細はこの舞台を無事にやり終えた後に
講話や講演活動でまた改めてお話していくつもりです。
観覧は無料で、往復はがきで8月中に申し込んでください。
詳しくは以下のHPをご覧ください。
和歌山市ホームページ
和歌山城ホールは今年建て替えられて、
このシンポジウムがこけら落としとなります。
コロナ禍でまだまだ緊張感は続きますが
きっと素晴らしい一日となることでしょう。
どうぞよろしくお願いいたします。
久美江