早朝から大声を出すのは声帯にNG! | 荒川久美江オフィシャルブログ「夢人~ゆめびと日記」

荒川久美江オフィシャルブログ「夢人~ゆめびと日記」

元劇団四季女優、ボイストレーナー、婚活カウンセラー。
結婚相談所「Chez L'amour~シェラムール」代表。
「クミエ・アラカワミュージカルClass」主宰。


いくつになっても夢を忘れない!
夢は叶えるもの!

感謝を忘れず笑顔で生きていきます。

朝日と共に目覚めて

気持ちよく起きだして

元気よく定例会やセミナーに参加キラキラ

 

 

 

凄く気持ちが良くて

身も心も引き締まるんだけど

こと声に関してだけは

どうしても抵抗を覚えてしまうアセアセ

 

 

 

眠っている時に声帯は冷えて固まっているから

起きていきなり声を出そうとしても出ないことがほとんど。

 

声帯は自由に伸縮するから豊かな音域と音色が出るのであって

まだ冷えて固まっている時に無理やり出そうとすると

下手をすると声帯自身を傷つけてしまうこともある。

 

 

 

 

 

 

声帯は体の筋肉でもとりわけお寝坊さんで

本来はゆっくりじっくり起こしてあげなければいけない。

朝起きたら、ゆっくり白湯でも飲んで体を温め

食道を通る白湯がその前にある気管も温め、

身体全体も温まり、じわじわと起きだしてくるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

歌を歌う人は午前中はほとんど喋らずに

発声練習は午後から始めるくらいが丁度いいのです。

 

 

 

 

 

声を発することを「起声(きせい)」と言うのだけれど

それには「軟起声」「硬起声」と言うものがあり、

理想は軟起声と言われています。

 

 

 

 

肺から出てきた呼気が気管を通り吐き出されるときに

声門がそれによって引き寄せられ、

声帯は自然に振動を始める

これが軟起声である。

 

 

 

 

 

 

 

それに対して硬起声は呼吸関係なく

無理やり声帯を当ててこすり合わせ

声をだそうとするもので、乱暴で痛々しいタラー

硬起声を使い続けると声帯はささくれ立ったり

出血をしてしまうことさえあるのだ。

 

 

 

早朝、冷えて乾いて固くなった声帯を

無理やりこすり合わせて大きな声を出すのは

とても危険だということがわかるだろう。

 

 

早朝のセミナーで

ウォーミングアップもせず、

いきなり大きな声を出し続けて

声がガラガラさせている人をよく見かけるが

もしかしたら既に声帯が傷んでいる可能性があります。

 

 

 

声帯を動かしているのは呼吸です。

一にも二にも呼吸なのです。

だからこそ呼吸法が必要になってくるわけです。

 

 

 

 

 

 

ハッピースマイルブレスメソッドⓇは荒川久美江の商標登録です。

 

 

 

 

 

女優/ボイストレーナー/婚活カウンセラー/モデル

荒川久美江