「高音が出ない」とか
「カデンツァなどの跳躍音が苦手」
と言う方多いと思います。
実はその出し方は「跳び箱」の跳び方によく似ています。
私は、歌の技術をよくスポーツに例えて指導しますが、
全身を使うという意味では歌もスポーツも
共通点が多いのは当然のことなのです。
では「跳び箱」とどこが似ているのか?
「助走」→「踏み込み」→「ジャンプ」
大切なのは「準備」と「跳べる」と信じること
跳ぶ場所(ポジション)と方向性を明確に決めておくことです。
跳ぶ方向性とは呼吸の方向性になりますね
これさえ決めておけば絶対に声は出ます
あとは跳ぶための筋力アップトレーニングを日々することだけです。(ボイトレも同じ)
高音に悩みを持つ方は、
そもそもポジションと方向性が間違っていることが多いので、
いきなり高音の練習をするのではなく、
話声位である中音域から低音、高音と広げていき
確実な呼吸の方向性を作り上げることが大事です。
ボイストレーニングは声だけでなく、肉体のトレーニングなのです。
元劇団四季女優/ボイストレーナー
歌って踊れる婚活カウンセラー
荒川久美江