「CATS」で長い間、札幌で舞台に立っていた経験から、北海道のお客様はシャイで大人しく、観劇中にあまり感情を表さないという傾向があることはよく知っていましたし、まして今回は「建設業」と言うおよそミュージカルとは縁も所縁もなさそうに思える業種の方々だったので、「これは結構アウェイな感じかも～
」と覚悟はしていました。果たしてどんな展開になったかは、「挑む大地ミュージカル部～I'LL BE BACK～」の代表者である浅野貴光氏の写真と報告書をお読みください
また、その時録画していた映像から制作してくれたPVも、この記事の最後に張り付けておきましたので是非ご覧くださいね～(^O^)／
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北海道のミュージカル文化を盛り上げ、定着させたいという強い意志の元活動している「挑む大地ミュージカル部～I'LL BE BACK～」と、ある一つの素敵なご縁が先日誕生しましたのでご報告させていただきます。
2016年6月21日、日本の大手ゼネコン・五洋建設株式会社札幌支店様の「安全衛生環境推進大会」に部員の一人である荒川久美江を特別講師としてお招きいただきました。
タイトルは「ミュージカルが世界を変える！」です。
会場の数時間前に行われたリハーサルで荒川が歌い始めると、静寂に包まれていた会場の空気が一変し、ロビーで受付準備をされていたスタッフの皆さまもすかさず会場に流れ込み、その歌声にうっとりとしていたのが印象的でした。
さあ、まもなく本番です。
建設業界に関わる方々が100名以上参加されたのですが、95%がスーツに身を包んだ男性たち。
「建設業とミュージカル？一体どんな関係があるの？」と言った固い雰囲気の中、講演会はやや緊張感を持ってスタートしたのですが、明るく響く声で正しい姿勢を伝え、呼吸法や開口など、時事ネタを絡めながら会場の雰囲気に合わせて臨機応変にコーディネートする荒川講師のパワーに、固かった皆様の表情が緩むまでにそう時間はかからず、いつの間にか荒川ワールドへと導かれていったのです。
一通りの理論や説明が終わると、今度はいよいよ皆さんに「おはようございます！」「お疲れさまでした！」等、実際に声に出して言ってもらいました。
今までとは全く異なる呼吸法や豊かな表情で言葉を隣人へ投げかけると、そこに満面の笑みと明るいコミュニケーションが次々と生まれ、終盤ごろには会場の皆さまの座っておられる姿勢が講演会開始時と明らかに異なる事、会場の空気が皆様の呼吸で大きく動いていることが私にもしっかり伝わってきました。
最後に有名ミュージカルから荒川久美江講師が台詞と歌をご披露したのですが、台詞を発したとたんに会場は波を打ったように静まり返り、瞬く間にミュージカルの世界へと誘われ、各々の心に深いメッセージを残した事は言うまでもありません。
「ミュージカル作品は表舞台に立っている俳優たちだけで成り立っているのではなく、様々な役割を担った多くの人たちの夢と希望、そして知識や技術が結集して初めて生まれます。建設業もそうですよね？お客様の夢を実現するために沢山の協力会社が集まり、話し合い、試行錯誤をし計画を練って一つの素晴らしい作品を作り上げていく。そのためにはそれぞれの健康管理や心の状態、安全性はとても大事です。お互い自分たちの仕事に誇りを持って、心身の健康を大切に、志を持って前進していきましょう！」と締めくくり、沢山の拍手の中、講演会は終了となりました。
その後のロビーでの様子や親睦会を拝見したのですが、早速「おはようございます！」「ありがとうございました！」「お疲れさまでした！」と張りのある声でお互い声を掛け合い、和気あいあいとした交流があちこちで成されていました。
その笑顔溢れる会場に筆者は確かな手ごたえを感じ、間違いなく「ミュージカルが世界を変える！」と確信した次第です。
今後もこのような活動を我々は行っていきます。
講演会のご依頼も受付中ですので、お気軽にお問い合わせください。
「挑む大地ミュージカル部～I'LL BE BACK～」
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以上が浅野氏の報告書です。
さあ、PVも是非ご覧くださいね！
奮闘する荒川と、お客様の楽しそうな笑い声を是非聞いて頂きたいです～