心理学の三大巨頭といえば・・・
フロイト、ユング、そしてアドラー。
この本はアドラーの思想をわかりやすく対話形式でまとめた一冊。
アドラーの思想。
今までの私と真逆の考え方。
過去経験やトラウマによって今の自分や思考が存在するという考え方が、アドラーの思考では違う。
過去の原因ではなく今の目的を考える。
自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって自らを決定する。
例えば、引きこもりの子がいる。
その子が昔イジメられて他者とのコミュニケーションが不安で外に出れないと考えるのではなく、
外に出たくないから不安という感情を作り出しているという考え方。
外に出れなくてずっと自室に引きこもることで親は心配する。もしかしたら心配してほしい、気にかけてほしいだから外に出れない。
こんな考え方したことないけど確かになとこがある。
もう一つ例えで、
赤面症の女の子がカウンセリングに来たらしい。その子には大好きな男の子がいる。告白したいけど赤面症で恥ずかしくできない。赤面症が直れば告白したいというが、アドラーの思想では彼女ら告白して振られるのが怖いがために赤面症になることを目的としている。おもしろい!!
そう考えると、
結婚できない、出会いがない、結婚より仕事と嘆く私も、そうやって結婚できない自分への言い訳(笑)
過去を引きずって生きてきた自分に気づいた。過去に生きない。
自分の人生をちゃんと生きる!!
変えることのできないことを受け入れる落ち着きと変えることのできることを変える勇気をもって今を生きるぞ!!
是非読んでみてほしい。