卵から孵化するものの立ち上がり(泳ぎだし)の悪さに泣かされてきました。孵化した針子(毛仔)が真っ白になって溶けて消えてしまいます。近辺の仲間達にも同じ状況が見られ、朝一に播磨の重鎮のお方が見えられ対策法を聞きに来られた。ただ言えることは早期に黒仔販売に産卵させたヒーターを使用し3月に2腹産ませた腹は順調に育ち黒仔販売をさせていただいた。

 

5月に入り自然の状態で産卵飼育した腹には異常な事が多発し泣かされてきたのは近辺の仲間と同じです。寒暖の大きいのが一つの要因ではないかとしか思いようがありません。

 

改良を推し進めてきた金魚、特にらんちゅうは陽気の変化の対応に順応しにくい生き物かもしれない。特に良いものを求め改良を推し進めるらんちゅうだけに限らず生き物全般に相通じる事でもあろう。地球規模での環境変化に対応するらんちゅう飼育を模索するしかないだろう。

 

 

Aタイプ最終産卵

 

Bタイプ(胴長タイプ)今現在泣かされ続けています。

 

 

Aタイプ黒仔  素晴らしい丸手体形に出ています。6月黒仔販売再開です。