ユダヤ教からキリスト教、イスラム教が
産まれた。
なのに唯一神はユダヤがヤハウェ(エホバ)、
キリストはイエス、イスラムはアッラー。
みな違うじゃん。
て思うけど、そこをキリスト教は
三位一体の力業で矛盾を解決！
父(エホバ)が行動し、子(イエス)が行動し
聖霊が何事かを為す、根源は一つなのだ、
って、宗教の理屈って強引だよねー。
そしてキリスト教の600年後、
ムハンマドが最終的な神のメッセージを
聞いた、とコーランを書いたんだ。
だけど、、、元々のユダヤ教では
ユダヤ民族だけが特別に神に選ばれ
約束の地・カナン(エルサレム)を与えられ
絶対的服従すればユダヤに恩恵を与える、
アブラハムの子孫によって
地上の民も皆祝福を得る、と約束した。。
、、やっぱ三者は永遠に不毛かな。(^_^;)
ユダヤ民族はまるごとエジプトで奴隷に
された時期があり、そこから脱出するのが
｢出エジプト｣。この時、エルサレムへ帰れ！
との神様の言葉を預かった預言者モーセが
民衆を指導したんだ。てか実話なん？！
モーセ｢出エジプト｣
ソロモン王で繁栄したエルサレムだが
2000年前、ローマ帝国に植民地にされる。
解放してくれる救世主への待望が高まった
ところに登場したのが、超能力者イエス。
しかし彼はなんと｢全人類｣の救済を説く。
ユダヤ教では、神はユダヤ人だけを救うの
だから、、憎まれて、罪人として処刑！
しかし予言通り三日後に復活したので
新たな神となる。イエス！キリスト。
キリスト教とユダヤ教は相容れない訳だ。
エルサレムはとうとうローマ帝国に滅ぼされ
ソロモン神殿の遺跡｢嘆きの壁｣が残る。
当時のローマは多神教で、始めキリスト教
を弾圧したんだけど、313年、国教となり
今じゃローマ法王、バチカン市国、、
カトリックの総本山だね。
ただ、実際イエスを磔にしたのはローマ。
新約聖書をまとめる人は、お得意様に
忖度してユダヤ人を徹底的に悪者に書き、
これがユダヤ人が嫌われる、大きな原因に。
エルサレムの聖墳墓教会
16世紀の宗教改革は、キリスト教を大衆化
する運動なんだなぁ。ローマ帝国では
聖書がラテン語で書かれ、民衆が読めない
のをいいことに、勝手に免罪符を売って、
儲けて、やりたい放題だったんだ。
ドイツ･グーテンベルグの活版印刷により
各国語の聖書が出回り、一人一冊の時代に
なると、もうローマ教会の権威は認めない！
と、抵抗したのがプロテスタント。
ローマ法王庁と異なる解釈も様々生まれて
プロテスタントには多くの宗派があるワケ。
そして聖書の普及に伴い、ユダヤ人は
イエスを罪人にした悪いやつ、という印象が
深く深く、植え付けられていくのだ。
冷血無比なユダヤ商人シャイロック。
アメリカ人は意外なほど信心深くて
大統領選にもカトリックかどうかが
重要だったり、政治にも影響するそうだけど
本書のイスラム信者インタビューも
ほぼ政治談義だった。とても興味深い！
宗教対立で戦争なんて起こるはずない、
当時の権力者が政治利用するんですよ。
オサマ･ビン･ラディンは誰が作ったの？
アメリカでしょ。皆知ってるでしょ？
世界の歴史、全部ウソばっかりです。
第一次世界大戦はどうして起こったの？
バレスチナも問題は経済です。喧嘩させて
おくことが、ヨーロッパの利益なんです。
ホワイトハウスはユダヤ人が乗っ取って
クリントンの回りはユダヤ人ばかり。
武器産業は戦争をどこかで起こしたいから
今度は｢目に見えない恐ろしい敵｣を作った。
全く｢テロとの戦い｣とは上手いことを
考えたもんです。。なんてね。
馬渕睦夫大使とほぼ同じこと言ってるよ。
そういえばユダヤ教信者さんも、
国連の政策はオイルマネーで買われてるので
ユダヤ人は誰も国連を信用してません、て。
信仰の違いで争いはあるにしても
戦争まで起きるのは、政治利用らしい。
過激な思想はあれど、｢全て神の思し召し｣
と受け入れるのもまた、一神教なのだ。
私は八百万、ご先祖様のご加護は信じるが
救世主や復活は、、よくワカラナイね。。
困ったときの神頼み、神様･仏様･稲尾様、
アーメンソーメン冷やソーメン。
世界を救うのはネコである！ にゃにゃ。
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