●アーロン収容所で、会田先生は
インド兵は終始良い友達だったが、しばしば
「妙なトラブル」が起き、どうも根本的に
考え方が違うことに気づいた、という。
で、インド兵用の英語教科書を読んだら
悪い子供が罰として、「皆が一番憎むもの」
になってしまうインド民話を見つけた。
何かと思えばそれが「太陽」だった!
「炎熱と破壊と飢えをもたらす太陽」・・・
うわ~、なるほどー。。と。
「インド人の心はまず自然を憎むこと、
それからの脱却を出発点として成長する」
という説があるが、相互理解が難しい理由
はこの辺にあるのかも。。と仰っている。
ちなみにこの説の続きは、、
日本人の心は自然崇拝と自然への帰依に
終始する。
ヨーロッパ人は自然と友人になり、時には
自然を支配しようとする方向に発展する。
だそう。なるほど。
日本は今でも自然災害で沢山悲しんでるけど
憎む、って感覚ないもんなぁ。。。
トーハクで見つけた「いちばんわかりやすい」
インド神話。最近の本らしいが
本当にわかりやすくて、お役立ち~(^^)
しかしワカラナイのが作者「天竺奇譚」さん?
??、と思ったらTwitterもやってはる。
ほんと、いろいろ面白いなぁ。インド。
日本の神様も面白いけど、、インドの神様も
相当オモロ。。かつダイナミック!!
海のかき混ぜ方のスケールが全く違うし
海の水全部飲んじゃったりするからね。
ちなみに私が好きだったのは、
山には始め、羽が生えて飛び回ってたので
インドラが羽を切って地に落ち着かせた!
羽は雲になり、だから山の回りには
いつも雲があるんだよ。
そしてゾウもね、羽があって飛んでたの(^^)
甘いもの好きなのでお菓子を持ち、
乗り物は何故かネズミ!ぷぷ。
アバヤムドラーという “待って” のポーズは
「心配しなくていいよ」の意味!ステキ。
炎の神様アグニも主役グラスの重要神だ。
バラモン教では炎が天と地を繋ぐので
炎に供物を与えて、神々に届けるんだ。
日本でもやってるね。
探湯や火渡りで無実を証明するのは
「アグニが嘘をつくことができない」から。
罪が無ければ炎の中を歩いても無事、って
意味なんだって。
そんなアグニに恋したスヴァーハが
いつも側にいたい、と願い、だから
真言の最後を薩婆訶(そわか)と締めるの。
これもステキねぇ。
時間の神様がいる、ってスゴくない?
それがカーラで、死や暗黒も意味し
シヴァはマハーカーラ(偉大なる時間)とも
呼ばれ、この世を破壊し消滅させるの。
なんかスケールが違うよねー
で、突っこみ所満載なのがシヴァ妃の一人
カーリー。時間を意味するカーラの女性形。
生け贄を欲し、生首の血をすすり、
殺戮を好み、腰巻きは切り取った腕。
破壊のダンス中に夫のシヴァを踏みつける!
で、我にかえり恥ずかしくてテヘペロしてる
んだって、、オモシロすぎるんですけど。
などなど、やっぱり測り知れない混沌世界。
昔はインドに行くと、社会復帰できなく
なる....なんて言われたもんだ。
ナニかが崩壊してしまうらしい。。(*_*)
自然が違うから、感性も文化も違うけど
同じ神様を拝み、カレー大好き。
これ日本人全員間違いないのだから、
もっと知りたい、解りたい、インド♪