岐阜城のふもと、岐阜公園の歴史博物館向かいにひっそり、小さな小さな美術館。
なんと、水・土・日の10時~4時しか開いていない!
岐阜城に行く日が奇跡的に水曜だったので、絶対訪れようと決めていたのだ。
開館日でも入口は閉まっているので、インターホンで呼び出し。
お隣の古美術店から女将さんらしき方が出てきて、鍵を開けてくれる。
この美術館は松栄堂という古美術商が集めた品を展示していて、円空仏の展示は入口上がった一間のみ。
解説テープを流してくれるので、それを聞きながらゆっくり鑑賞。
二階の古美術品も見せてもらえる。
円空は岐阜出身で江戸時代前期の行脚僧。
七世紀頃の泰澄から行基、空海へと続く神仏習合の思想と木彫仏製作の伝統が円空に受け継がれる、と梅原先生は言う。
全国にたくさんある円空仏は、ゴツゴツした一刀彫で不思議な微笑みをたたえているのが特徴なのだ。
正直、美術品も仏像もよく分かるわけじゃないけど、、美術館の雰囲気含めてほっこり、良い時間を持てました。