こんにちは
いつもペタや「イイネ」をありがとうございます
加筆修正の記事ではなく新規投稿になります。
なるべく時系列に忠実に記載するため、
当時こまめに投稿をしていたmixiの日記をもとに記事を投稿しています。
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続きです。
派遣の添乗員のお仕事をする前、資格取得のための
研修についてを記事にしています。
(この研修を経ないと、添乗員として仕事ができない)
研修中での出来事の続きです。
研修バスツアーで地獄の特訓 その1(事前準備)
2種類の筆記試験は、なんとか無事に高得点で合格をしましたが、
実際にお仕事をするためには実地研修が必要です。
実地研修は大きく
①見習いとして、先輩添乗員のツアーに数回同行して経験を積む
②1泊のバス研修に参加する
の2種類あるようですが、この派遣会社は②の方法でした。
当時、この研修に参加していたのは15名くらいいて
そのうち、筆記試験のあとに添乗員の仕事をあきらめた人もおり
バス研修は、12名で臨むことになりました。
1泊のバス旅行を模したもので、旅行(研修)の前から
準備をすることなどを学びます。
・旅程表の見方
・参加者名簿の見方
・事前確認事項のチェック
・事前確認の連絡
・バス座席表の作成方法
それらを研修生たちと実際に手分けして行うのです。
でも当然ながら、漏れや抜けがある。
その部分は講師の先生がフォローをしてくれつつ、
研修旅行の準備をしていきます。
実はこのとき、もう本当にこの作業が私にはチンプンカンプンで
まったく理解ができておらず、同期の人たちが
どんどん作業を進めていくのにとても焦燥感を味わいました。
ちなみにこのバスケ研修旅行は、
「千葉県の房総方面での1泊2日のツアー」という想定でした。
研修バスツアーで地獄の特訓 その2(研修1日目)
そして臨んだ、バス旅行研修ですが…
当日は朝から土砂降りの雨( ノД`)シクシク…
のっけから幸先悪いスタートでした。
研修の流れとしては、実際の1泊の旅行と同じ流れで進みます。
本来であれば、ひとりで対応する添乗員の業務について、
講師の先生から「じゃあ●●さん、××やって」と指示があり、
指名された研修生が、割り振られた業務を行います。
残りの研修生は、そのまま「お客さん役」としてふるまいます。
この時点だけで、作業工程としては
①到着するバスの運転手さんと顔合わせ、本日の旅程の確認と指示
②昼食の弁当の受け渡し、バスへの積み込み
③受付開始→お客さんをバスに案内
などがあります。それらを割り振られた研修生が実際に行っていきます。
そして全員が受付をすませ、バスに乗り込み、出発。
移動中は、車内のアナウンスや挨拶をひとりひとり順番に練習をし
(しかも、それをICレコーダーで録音されている)
講師の先生からダメだしや解決策などのレクチャーを受けます。
ひとときも休む間もありません。
つかの間の休息は食事のときだけ。
それ以外は、車内でもみっちりと研修です。
観光地到着前の車内でのアナウンスや、見学時の先導
誘導の仕方などを学びます。
午後からは講師の先生が「誰か立候補したい人はいる?」と
声がかかるようになり、意欲のある人たちがどんどんと
自分から「これやります」と立候補していきました。
記憶によると、1日目は都内を出発し、佐原にある酒造見学をしたあと
潮来に移動し、あやめまつりを散策。
車内で昼食をとりつつ銚子方面へ移動。
銚子電鉄に乗り、数駅ぶん電車に乗って、夕方にはホテルに到着。
という感じでした。
私も、銚子電鉄での観光について立候補してやってみましたが
もう、グタグタのダメダメでした( ノД`)シクシク…
へとへとになりながらホテルに到着しても、仕事はまだ続きます。
部屋の割り当てや案内と、夕食時間の案内など
こまごました業務があり、それが終わって部屋に到着して
少し落ちいたと思ったら、今度は夕食の時間に最後のダメだしタイム。
おいしいはずのご飯がのどを通らなくなるほど
メッタメタにダメ出しされて、1日目の研修は終了しました。
結局この日は、夜遅くまで同室の子と翌日の復習をして
結構遅い時間まで起きていました。
研修バスツアーで地獄の特訓 その2(研修1日目)
バス研修2日目です。
この日も結局悪天候。雨はやみましたが、風の強い日でした。
朝、集合時間に全員が揃いバスに乗ってから
当初予定していた鋸山に向かいましたが、
強風のため、ロープウェイは運休。
そして富津のカーフェリーも以下同文。
そのため、研修らしい研修もすることができず、
翌日は早々に帰京することになりました。
あとになってからわかったことなのですが、
房総方面がバス研修として選ばれた理由は、
①バス以外の乗り物(電車、ロープウェイ、カーフェリー)の乗り換えや
移動の案内ができる
②そこそこ観光名所がある
というのが理由らしかったです。
ただ、私たちは天候の都合で ほぼほぼ乗り物の訓練ができなかったのですが
その代わり、悪天候時の旅行という ある意味 貴重な体験もしました。
この研修が終わり、振り返りの学習の座学を経て研修は修了。
この振り返りの時間もダメ出しタイムではありましたが
(初日のバスの中で行ったICレコーダーで吹き込んだ
アナウンスを聞かされると言う苦行)
講師の方から一人ひとりに対して、それぞれのコメントをいただき、
資格証を付与されました。
ただ残念なことに研修の結果、脱落した人もいました。
また逆に研修生のほうから辞退をした人もいました。
(研修の結果、やはり向いていない、できないという判断)
一応、これで晴れて「添乗員」と名乗れるようになったわけです。
希望シフトの提出をして、早い人はすぐに仕事が決まっていました。
私は、研修後 約1ヶ月ちかくスケジュールが合わず、
ようやく決まった初仕事は、6月下旬の日帰り旅行の仕事でした。
次の記事からは添乗員としての実際の仕事について
記事にしたいと思います。
いつもお読みいただき
ありがとうございます