キャッシュレスは今後進むのか | 現実を見つめ理想に向けた一歩を

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キャッシュレスは現金をつかわず支払い(決済)することである。

今、世界各地でキャッシュレスの普及が加速しているという話だ。

 

クレジットカード、電子マネーのほかスマートフォンを使った決済サービスが主なものだ。

 

 

 

 

現金志向が根強い日本でも、急増する外国人旅行客への対応などで、政府はキャッシュレス決済の比率を倍増させる方針を打ち出している。

 

2016年の現金以外の決済の比率を国別に示すと

・カナダ   74%
・英国    64%
・スウェーデン 56%
・米国   50%
・中国   48%
・日本   26%
・ドイツ   21%

 

 

 

世界各国でキャッシュレス化が進むのは利便性だけでなく

 

・資金洗浄(マネーロンダリング)や脱税の防止
・高額紙幣が少なく高額の買い物に使いづらい
・偽札が多い

といった事があげられる。

 

 

日本円は最高紙幣が一万円で、しかも使用比率も一万円が高い。
米国ドルは、日常使われるのは20ドル(約2千円)までで、それ以上の高額紙幣は日常生活でめったに使われない。
中国の人民元は最高紙幣は100元(約1640円)

 

 

日本は現金を使うのに不便を感じない国ともいえる。

 

しかし、日銀や日本政府は将来現金の使用をなくしたい意向である。

マイカードの発足により、キャッシュレスで国民の資産を把握するねらいがある。

 

その説明をすると長くなるのでやめるが、どこの国でも紙幣が使われるのを嫌うものである。

 

 

インドなどは、2016年11月に突然、高額紙幣の1000ルピー札と500ルピー札の使用を禁止し、その紙幣の価値をゼロとした。

 

無茶苦茶のように見えるが、日本円だって、いつ何が起きるかわからないというのが歴史の教える教訓である。

 

 

仮想通貨など金にまつわる話題は、今後の個人の生活に関わってくるものだけに意識しておきたい事柄ではある。