朝日のあたる家 ~バラック街を歩く~ | YU-MEとChanson(シャンソン)

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酔いどれ歌うたいのネガティブライフ

 

愛した男が帰らなかった…

 

 

 

そんな小さな躓きで

人生ごと転がってしまうことってある。

 

 

 

私にもあった。

 

 

 

そしてタチの悪いことに

そういう男ほど尽くしたくなってしまう。

 

 

 

すべてを投げ捨てても構わない

そう思っちゃうんだよね。

 

 

 

だけど最後に残るのは

いつだって深い後悔。

 

 

 

”こんなになったら おしまいだってね”

 

 

 

妹へ向けた

届くはずのない声。

 

 

 

なんて切ない歌。

 

 

 

私が着いたのは ニューオリンズの
朝日楼という名の 女郎屋だった…

 

 

 

 

 

さて今日の一曲は

浅川マキさんが訳された曲で

”朝日のあたる家”

 

 

 

動画で歌っているのは

ちあきなおみさんバージョン。

ピアニストは今井由美子さんです。

 

 

 

よろしかったらお聞きください♪

 

 
 
 
 
 
 
”ちょっとでいいから
見てみたい場所があるんだよ”
 
 
 
ぱんくろうに連れられて向かったのは
私の好きな花街跡。

 

 
甲府の新天街
 
 
 
もう50年以上前から
この場所にあるのだとか。
 
 
 
要するにバラック街。
 
 
今にも崩れ落ちそうな建物が
ずらりと並んでいるのに
まだ営業中の店舗が2軒くらいあった。
 
 
 
いや、3軒だったかも。
 
 
この風景を見た時
「戦後の混乱期」って言葉が
頭の中に浮かんで消えた。
 
 
 
そんな時代を
逞しく生きた当時の女性達を想う。
 
 
1階は飲み屋
2階は…そういう営業をされていたそう。
 
 
懐かしいタイルの共同トイレ。
 
 
 
もちろん私には
入る勇気はなかった。
 
 
こんな状態なのに
今でも残っているのがすごいね。
 
 
 
だけどきっとこの場所も
何年か経ったら無くなっちゃうんだろうなぁ。
 
 
懐かしいねぇ、この看板。
昔はあちこちで見掛けたよね。
 
 
”カフェー”の鑑札。
 
 
 
貴重な花街跡
出会えて良かった。
 
 
 
つかの間のタイムスリップは
とても味わい深い時間だった。
 
 
 
ぱんくろう
連れて来てくれてありがとう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日は娘のhagiと一緒に

母ちゃんの用事を済ませて来た。

 

 

 

小さなことだけど

私に出来ることを少しずつ。

 

 

 

大雑把な性格の私なりに

あれこれ配慮したつもり。

 

 

 

誰かのためにする行動って

気持ちがいいよね。

 

 

 

そして人はやっぱり

誰かのために生きると幸せだなぁって

 

 

 

そういう生き物なんだろうなぁって

つくづく思うんだ。

 

 

 

 

 

 

 

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