28年後の御礼参り | YU-MEとChanson(シャンソン)

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酔いどれ歌うたいのネガティブライフ

28年も経ってしまったけど
ようやく御礼参りに。
 
 
1月末の記事「おばあちゃん」に書いた
懐かしの御守りと一緒に。
 
 
 
この御守りは大切な思い出だから
返納しないけれど。
 
 
 
 
 
ここは徳川家康をまつる神社で
国の重要文化財になっている。
 
 
桜が綺麗だったけど
生憎の空模様。
 
 
 
晴れてたら良かったのに。
 
 
この石鳥居は岡山県から
海路で運んだ花崗岩で作られたという
宮城県最古の石鳥居。
 
 
御神橋から参道を歩く。
 
 
 
おばあちゃん…
晩年は肺の病気だったのに
この道を歩いてくれたんだね。
 
 
階段、苦しかったよね。
 
 
 
一歩、一歩
踏みしめて歩いた。
 
 
 
有難いなぁ。
 
 
随身門。
 
 
 
承応3年(1654年)に建てられた
国の重要文化財。
 
 
迫力あるよねぇ、やっぱり。
 
 
拝殿から見た随身門。
要するに裏側。
 
 
 
何百年も前から
ここに建ってるなんて…凄いなぁ。
 
 
拝殿。
 
 
 
この拝殿は戦前に焼失してしまって
地元の方々で復興したもの。
 
 
奥に見えるのが本殿。
 
 
 
こちらも国の重要文化財。
 
 
 
当時最先端の技術である
七宝金具を使用した金具で装飾。
 
 
 
この七宝金具は
全国に数十ある東照宮の中でも
日光と仙台にしか使われていない。
 
 
枝垂桜が綺麗。
 
 
惜しいなぁ…
これで晴れてたら最高なのに。
 
 
石灯篭。
 
 
 
これも石鳥居と同じ
岡山から運ばれた花崗岩。
 
 
 
 
 
 
 
帰り際
参道を振り返って
「ありがとう」と、呟いたら
涙が止まらなくなった。
 
 
 
きっと苦しかっただろうに
孫の私のために
階段を昇ってくれた姿を想う。
 
 
 
あれから28年が経ち
私にも孫が出来て
 
 
 
おばあちゃんの想いが
少しだけ分かるようになった。
 
 
 
当たり前だけど
生命は限りあるもの。
 
 
 
目いっぱい抱きしめて
慈しみながら生きてゆきたい。
 
 
 
私の生命も
誰かの生命も。
 
 
 
そう思った。









次々とイベントやコンサートが

中止になってゆく。

 

 

 

この時期だもの

仕方がない。

 

 

 

最初はいちいちガッカリしたけれど

ついに慣れて来た。

 

 

 

もうこうなったら

どうにでもなれ。

 

 

 

生活なんて

そのうち立て直せばいい。

 

 

 

人は腹を括れば強い。

 

 

 

コロナなんかよりも

うんと強いはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

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