妹はここ最近、調子が良さそうに見える。

 薬の量が減ったことで、身体への負担が軽くなったのかもしれない。

 表情にも少し明るさが戻っていて、その姿を見ていると、こちらまでほんの少し嬉しくなる。


 一方で甥は、誕生日プレゼントにまさかの「参考書がほしい」と言う。

 思わず笑ってしまったが、しっかりと目標を持って勉強している姿は頼もしい。

 人はやはり、目標や目的があるからこそ、ブレずに前へ進めるのだと思う。


 闘病生活だって同じだ。

 「絶対に生きる」という強い気持ちや、「生きてこれをしたい」という目的があるほど、人は不思議と力を発揮できる。

 

 妹にも、自分の人生にもう一度しっかりと目を向けてほしいし、支えられる限り支えていきたい。