8月13日(火)。昨夜はそこそこ本降りの雨が降っていたけど、風は大したこともなく、それも朝には止んで、結局台風らしい台風を感じることなく過ぎた模様。ダダさんは7時過ぎに「じゃあ帰るねー」と出て行った。2日半も一緒に遊んでいただいて、お世話になりました!
私はこの後は実家に寄りながら、夏休み期間ギリギリに東京に帰り着くように、のんびり下道で帰るだけの予定で、9時のチェックアウトの時間くらいに出発。いきなりつくばは遠いので、今日は相馬にまた激安宿を押さえてる。
まずは朝ごはんでも食おうと、マルシャン北欧 新庄店でパン2つほど買って、新庄城址で食す。
からの、東根の農hacoさんでランチ。 11時からかと思って向かったら、11時半からだったので、予約して道の駅で時間潰して。
無事にご飯ありつけたー
あとは相馬に向かう途中、秋保通るから、磊々峡(らいらいきょう)にでも寄るかーと思いながらGoogle先生の案内する通りに走ってたら、雨が降り出し、みるみるうちにとんでもない勢いの雨になった。これは尋常ではない、と思った時には時すでに遅く、前が見えねえ…。
どこか駐車場に入りたいと思うけど、前が見えないくらいなので横なんか一切見えず、縁石の切れ目もわからないから、下手にコンビニとか入れない。四輪すらどんどん逃げていく。
と、目に入ったガソリンスタンドに「ここしかないー!」と思って逃げ込んで、敷地の隅にバイク停めさせていただき、私は裏の倉庫に入れていただいた。皆さんとても親切で、タオルとお茶を出していただき、椅子まで出してもらって。
天気予報見たら56ミリとかとんでもない数値が表示されてる。結果的にその時間帯は70ミリを記録したらしく、ほんと災害級だった。
4時くらいまで激しい雨がやまない予報で、でももう30キロほど進んで山を抜ければ、そっちは今日は雨は降らない予報。つまり完全に私はゲリラ豪雨に遭遇してる状態。
待ってても埒があかなそうだったので、ある程度普通の降り具合になったところで丁重にお礼を言って、わずかながら給油させていただき、再出発。案の定、街に出たら止んだ…。
そして走行距離は14万キロに到達。
磊々峡はもちろん諦め、せめて山元の震災遺構の中浜小学校は見たいなとバイクを走らせて、閉館5分前くらいに着いたけど、営業してなかった。月曜定休日だけど、昨日が祝日だったから営業して、今日火曜はお休みみたい。同じく閉館でがっかりしていた男性から、この先に請戸小学校という震災遺構もあることを教えていただき、明日そこに行くこととする。
引き続き宿のある相馬に向けて進路をとる。松川浦を通過。立派な橋を渡り。
灯台など見学。
この日は南相馬のレスト・パルという激安ビジホをじゃらんで予約。ナビがラブホが立ち並ぶエリアに案内し始まったので、あーそういう宿かーと思ったら、意外にもほんとにビジホだった。日雇い労働者さんとかが利用しそうな感じの激安の。3300円のところ、ポイント利用で3100円で、さらに夕食と朝食まで付いてて驚愕した。もちろん内容はお安いんだけど、格安旅行してる身からしたら必要十分だった。
ほんとはバイク出してどこか温泉入って美味い店に行こうと思ってたけど、さっきのゲリラ豪雨で全身びしょ濡れで、靴はガポガポ言ってる状態で、風呂入って着替えてもまたこのグジュグジュの靴を履くことを考えたら、気がそそられず。
付属の夕飯(メニューは日替わり。この日はハンバーグとにんにくの天ぷら)食って、歩いて隣のコンビニで酒とつまみ買って、部屋の風呂でシャワー浴びて大人しく晩酌した方がいいなという判断で、この日はのんびり一人で酒飲んで、オンライン英会話もして、ゆっくり寝た。観光も大事だけど、疲れてるなら無理しない、マイペースな旅の方が楽しいや