2年ぶりにジャカルタにて踊らせて頂きました。
今回は前回と違い現地のバレリーナ達との共演で  「白鳥の湖」 のダイジェスト

多くの方に感謝をしなければいけないと思いますが、誰よりもまずは現地でバレエスクールを開講されているYumikoさんに感謝とおめでとうを伝えたいです。

前回は一泊二日の弾丸出演でしたが、今回はスパンが少し長く4泊5日のスケジュールで、現地の方々とふれあう時間を頂けたことがとても僕に影響を下さいました。


Yumikoさんについて少し書かせていただきます。
彼女はジャカルタから離れた町ボゴールにてバレエスクールを開講されているのですが 、そちらには自閉症の子供達の施設も併設されています。


僕にとって自閉症とは正直少し遠い世界でした。

彼女は20年近く前から、当時資料も設備も何もないところから施設を立ち上げ、多くの挫折と多くの苦難を、ただただ子供達が笑顔で居られることだけを夢見て続けてこられたのです。

今回僕はその施設を案内して頂け、当時の手作りの資料や手作りの設備を見せてくださいました。


時には海外から滞在しながら共に資料を読み、学び、方法を模索されていたそうです。

セラピストと二人だけの大切な時間

大きな動きは苦手な坊やを落ち着かせる為の設備など


そしてそのすぐ横には大きな笑顔が溢れていました


自閉症の子供達となんら別け隔てなく同じ友達同士として廊下で語り合い、遊ぶ子供達



僕の知らなかった世界がそこには広がっていて
僕になかった友情がそこに広がっていて

とにかく心を撃ち抜かれました。


自分にとって今回は   「踊る」  ということ以上に大きな大きなエネルギーを感じた日々でした。


貴重で素晴らしい時間を頂けたことを本当に嬉しく思っています。


今後の自分の人生にどう影響を出せるかまだまだ分かりませんが
今の僕の価値観や思想はきっと既に変わって来ているように思っています。


出逢いと
今回触れた全ての大きな愛情に 


ありがとうございました