昔のナンパの思い出
若い頃の話ですよ。
2回、歌手からナンパされた事がありました。
一人は高2の頃に大ファンだった人。
ユニセックスな感じで、叙情的な歌を唄う当時、大人気な人でした。
渋谷のカフェで待ち合わせをしていたのに中々相手が来ない。
当時は携帯なぞないですから、とにかく待つしかない。
手持ち無沙汰に待っていたら、話しかけてきた人がいた。
『待ち合わせ?僕も待ち合わせなんだけど、来ないねぇ・・一緒に待つ?』
あれから3年、彼はブラウン管から消えて、今は何をしているのかわからない状態。
私の興味がそがれただけかもしれません。
後から聞けば歌手続行中だったようですが。
すぐにわかったけど、既にファンではなく、彼が歌手とは知らぬていで話をしながら待っていました。
彼が歌手なのは、その話中に知ったていで、しかしあれですよ。
一方的にこちらは知っていますからね。
安心感!
結局、私の待ち人より彼の待ち人(弟)が早く来て、そこから3人で飲んで、後日、私の待ち人を含めて4人で会う事が多くなり、私の待ち人と彼の弟はお付き合いするようになりました。
そんな楽しい関係も、一年近くで自然消滅したなぁ・・・
もう一人は、3人グループの歌手の一人。
彼がメインボーカルを取った歌は相当ヒットし、今でも語り継がれる歌です。
その時もディスコ集合の待ち合わせ中。
ここのディスコは俳優、歌手、外国人歌手がよく来る場所で、彼に限らず多かった。
一人ぼんやりしていると話しかけられた。
『ねえねえ、こっちおいでよ。』みたいな?
その時にはやはりブラウン管から消えた後で、私の印象は“この人、こんなに小さかったの?”
勝手知ったる行き付けディスコ、店員さんも知っていたし、おかしな時には店員さんから合図がある。
話続けているとこんな事を言われた。
『きみはね、おかあさんみたいだね』
ん?(笑)
『そお、安心する』
別に私が老けていた訳じゃない(^-^;
彼とは個人的に会う事はなかったけど、店で会えば『おかーさぁーん!』と呼ばれたし、夜中の電話で泣かれる事はよくあった。
のちに彼は自死をする。
自死はよくないけど、彼ならそんな形もあるだろうな、と納得した。
先の彼も去年だか一昨年、ネットで訃報を目にした。
この二人に限らず、同じような事は多々あった。
昨今の芸能人が一般人の未成年といざこざしてる。
今の事はよくわかりませんが、昔だって同じような事はあったんだと思う。
でも、問題になる事は殆どなかったような・・
昔と今と何が違うのだろう・・
昔は良かった・・な話なのかなぁ・・・?
いずれにせよ、あの時代に青春を送れて良かった・・・・・
ただの楽しい思い出ってだけだもの。
ナンパしてきた人がタイプの人ならどうする?
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