唱歌
梅の小枝でうぐいすが
春が来たよと 鳴いてます
ほっほっほけきょ ほぉほけきょ
お墓守りをしながら、何故か口ずさむのが唱歌。
季節の唱歌を口ずさみながら、せかせかと動きます。
パパは、男性なのに、私が小さい頃、よく唱歌を口ずさんでた。
よく唄っていたのが・・
ともしび近く 衣縫う母は
春の遊びの楽しさ語る
居並ぶ子どもは指を折りつつ
日数数えてよろこび勇む
いろり火はとろとろ 外は吹雪
いろりのはたに縄なう父は
過ぎしいくさの手柄を語る
居並ぶ子どもは眠さ忘れて
耳をかたむけこぶしを握る
いろり火はとろとろ 外は吹雪
父が亡くなった夜・・
真夏だったけど、この歌を繰り返し、口ずさんでた・・
そして、ついこないだまで、何度も何度もお墓守りをしながら、父と唄ってた。
夏・・秋・・冬・・・・・
季節は三つ移って、もうすぐ春を迎えるね・・