(本) 天と地の守り人 第1部 | 軽井沢で美穂の時つむぎ

(本) 天と地の守り人 第1部

上橋 菜穂子, 二木 真希子
天と地の守り人〈第1部〉 (偕成社ワンダーランド)
内容(「BOOK」データベースより)
天と地の守り人「第1部」はロタ王国が舞台。行方不明の新ヨゴ皇国皇太子チャグムを救出すべくバルサは一人ロタ王国へとむかう…『天と地の守り人』三部作の第一巻。

内容(「MARC」データベースより)
行方不明の新ヨゴ皇国皇太子チャグムを救出すべく、女用心棒バルサはひとり、ロタ王国へとむかう…。「精霊の守り人」にはじまった壮大な物語の最終章、3部作の第1弾。

16歳になったチャグムは民衆の幸せと自分の信念を貫いて、ある行動に出ます。
そしてそのために沢山の協力者とそのために命を落とす人たちを見て、矛盾と悲しみとくれる・・
あんなに捨てたかった皇太子の立場にも、経験を重ねるごとに自覚し、皇太子として、帝として民衆の幸せを願い導く立場であろうと志を新たにし進む・・
バルサはここでも強い!そして優しい・・
30半ばになったバルサはチャグムに対して母性のような感情をさらに強く感じ、チャグムの支えとして守るんだよね・・
ここまで読み続けて、初めて涙くんじゃいました・・・
敵と味方、協力者と裏切り者・・
利発なチャグムと経験者のバルサは巧みに見極めて突き進むんだよね・・
ほんと、大人が夢中になっちゃうファンタジー・・とても奥が深いです!

さぁ~あと二冊!

シリーズ作品のため、内容を書かずに感想を述べるのってむずかしいね^_^;