(汁物) だんご汁 | 軽井沢で美穂の時つむぎ

(汁物) だんご汁

私の実家は『なんちゃって熊本県人』です。
何故なんちゃって、なのかと言うと、祖父の代で東京に出てきて、父や父の弟たちは東京育ち、しかも生みの母親は戦後すぐになくなってしまい、どうやって県人魂を受け継いだのか不思議なんだけど受け継がれているのです。

その一つがこの『だんご汁』

法事やなんや、親戚が集まる時に必ず作られるのがこの『だんご汁』

元気になりたい時に食べると不思議と元気になるのです。

<だんご汁>

材料 :大根、人参、里芋、豚バラ肉、油揚げ、キノコ類、メリケン粉

調味料:日本酒、醤油、塩、だしの素

作り方

①今日はだんご汁を作ろうって日には早めに粉を練っておきます。
粉の硬さはうどんを打つのと同じ位。練った後に寝せとくと粘りが出て良いのです。

②鍋に湯を沸かし、大根と人参のいちょう切り、里芋の輪切り、豚バラ肉、油揚げ、キノコ類を入れて、日本酒、醤油、塩で調味します。
この時、汁の色をあまり濃くしないように・・醤油は色つけ、塩味は塩でつけます。

③食べる寸前にだんごを手でひっつみます。
寝せたタネはよく伸びるので、手で伸ばしながらヒラヒラな感じてちぎっては鍋に入れます。

④だんごが浮いてきたら火が入った証拠・・シコシコとした団子も美味しいですが、翌日の延びて味のしみただんごも美味しいです♪

お好みでユズの皮をトッピングしたり、三つ葉をうかせたりしても香りが楽しめます。

このお汁物は主食代りにもなり、小腹の隙間に入って心身ともに温かくなります。

なんちゃって熊本県人仕込みなので本当の所はわかりません。
熊本の方、この記事をお読みになったら『ここらのだんご汁(だご汁)はこんなだ』と教えてくださいね♪