屋上テラスでのアペリティーヴォ | イタリアでモロッコごはん

イタリアでモロッコごはん

イタリア在住 リツコがモロッコ人と結婚を決めた途端、介護同居生活が始まり今に至るドタバタと、美味しいモロッコ&地中海料理について語ります♪

何よりも楽しみだったのが

素晴らしい眺めのテラスでの

アペリティーヴォ。

 

 

イタリアやフランスでは

この18時以降の夕刻を

食前酒とお摘みと共に

ゆっくりと楽しむ文化がある。

 

 

特に、パンデミック以前は

イタリアのアペリティーヴォ文化は

本当に素晴らしかった。

 

 

お店は素晴らしいビュッフェ形式で

お客さんをクチコミで集め

 

あそこの店のビュッフェは素晴らしいよ!

という噂を聞きつけては

みんなでこぞってお試しに行く、の繰り返し。

 

 

かつてはお寿司のビュッフェまであって

贅沢な時を過ごせたものだけど

 

パンデミック後は衛生面を考慮して

チマーッと

ポテトチップとナッツのお摘みが

テーブルに運ばれてくるだけになってしまい

 

私と夫などは

そんなの家で用意できるじゃん

と、家でアルコールフリードリンクで

夏は2人でアペリを楽しんでいた。





 

 

 

だけど、こういうブティックホテルのアペリティーヴォは

少しお高くても、こだわりのお摘みを用意してくれるので

とても楽しみにしていた。

 

 

ホテルの屋上に夕刻に間に合うように行くと

アペリだけならこちらの席

夕食もそのまま残られるのであればこちらの席と

 

明らかに夕食も食べなくっちゃな!という景色の違いだったので

私達は夕食もそのまま頂きますと

素晴らしい景色の席を陣取ったハート

 

 

夫はアルコールフリーのおまかせドリンク

私はスプリッツを頂いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お摘みは一口目から

激しく驚いてしまったびっくりびっくりびっくり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オリーブかと思って

一口食べたら

 

ななな、なんじゃこりゃ?

 

カリカリ梅??

 

しかも、種無し??

 

 

 

 

 

 

私は、ウェイターを呼びつけて

これは、一体何の素材を使用して

どうやって作ったのですか??

と質問すると

 

 

オリーブかと思ったでしょ〜??

だけど、実はピサで採れた小さな若い桃なんですよ。

まだ若いから種が形成されておらず

そのまま塩水に漬け込んだから

種を感じず、そのまま全部食べられるのです。

 

(種は見えるけれど、柔らかいの)

 

 

 

 

その状態の桃を、トリュフ風味の

オイル漬けにしてあるから

この贅沢なお味に仕上がっているのですね〜お願いラブ

 

 

私は感動してしまった。

日本を離れてこのかた

カリカリ梅の食感を口にしたことが無かったから。

 

 

この説明をしてくれたのは

ホテル専属のバーテンダーで

彼はお料理にも精通していて

日本の梅干しのことも知っていた。

 

だから、カリカリ梅を意識して作った

お摘みであることは確かだった。

 

私が驚いたのは、種を感じず

実をまるごと、全部噛んで咀嚼出来たことだった。

 

もちろん、トリュフの風味で

コーティングされていて

本当に美味しかったのだけど

イタリアでもこのカリカリ食感を再現出来る方法があったのは

最大の驚きだった。

 

 

梅ではなく、若い桃を使えば良いのは解ったけれど

オリーブ大の若い桃をピサの農家さんに譲ってもらうのは

至難の業だな。

 

これは、市場調査をして

譲ってもらえる農家さんを

探さなくっちゃ!だね。

 

 

ヨーロッパでは小さなプラム「グリーンゲージ」

イタリアではResina claudiaと呼ばれる緑や黄色のスモモを

梅の代わりに漬けているのを見たことはあるけれど

 

一般的なブヨッとした梅干しで

カリカリ梅にしている人は見たことがなかったのだ。

 

私はあまり梅干しに執着したことがないので

作る気にもならなかったけれど

(納豆はかかさず作っているけどね)
いつか機会があれば、作ってみようと思う。


あまりにも美味しかったものだから

夫がおかわりをお願いしたら

 

喜んで持ってきてくれて

ありがたく頂きました〜飛び出すハート

 

 

 

 
 

他のお摘みは3種のお芋のチップス

タロ芋と紫さつまいもと、あと1つ、忘れたわ。

 

手前は右から、一口ラザニア。

カリッと外側は揚げてあるのだけれど

噛むと、何層にもなったラザニアで不思議美味しい。

 

中央はバジルのブルスケッタ

 

左端は、ハッシュドポテト。

 

カリカリ梅ならぬ、カリカリ桃が

あまりにも衝撃的過ぎて

他のものは、平凡に見えてしまったわ。

 

 

とにかく、リストランテのレベルが上がるほど

勉強熱心なシェフ達は日本の食材を意識して使っていて

 

恐らくイタリア人には、おぉぉーって驚きなのだろうけれど

日本人の私としては

イタリアで麹とか味噌など多様されていて

 

なぜに、イタリアで、和の調味料で食べなければいけないのか?

解らなくなってしまう時が多々あるのも事実。

 

 

もちろん、こちらのシェフも

相当勉強&研究熱心なのが

ヒシヒシと伝わってくる作品達を披露してくれました。

 

美しく暮れていく夕暮れ時の風景は

ヨットハーバーがキラキラし始めて

最高の眺めでした。

 

 

ディナーに続く。