ナポリのタラッリ | イタリアでモロッコごはん

イタリアでモロッコごはん

イタリア在住 リツコがモロッコ人と結婚を決めた途端、介護同居生活が始まり今に至るドタバタと、美味しいモロッコ&地中海料理について語ります♪

ひとつ残念に思っていたことがある。

 

ナポリのタラッリをお土産に買うのを忘れたことだ。

 

ナポリのタラッリはプーリアのそれとは全く違い

手の平の部分くらいの大きさで

丸ごとアーモンドがザックザク入った

胡椒がガンガン効いたパンチのある味だ。

 

 

最終日に雨が降ってしまい

最後の散策が出来ずに

カフェのテラスに座って

人間観察で終わってしまったことによる。

 

 

いや、人間観察もかなり楽しかったから

良かったんだけどね。

特にナポリ。変わった人が沢山歩いている。

 

 

原チャリを乗っている人も

ヘルメットしていない人が多いし

それを数えているだけでも面白い。







 

 

フィレンツェにもナポリ惣菜店があるけれど

せっかくナポリに行ったのだから

 

ナポリでタラッリを買ってくれば良かったのにぃ〜チュー

もはや、枯らし屋ならぬ忘れ屋になっている自分を悔しがる。

 

忘れ屋の仕事は、スマホのアラームを

「タラッリを買う!」と、買いに行けそうな時間に掛けておいて

ガンガンアラームをならす事が仕事なのに。

 

そうでないと、たとえ、タラッリ屋が目の前にあっても

「タラッリを買う」ことを忘れているので

買わずに帰ってきてしまうのである。

 

本当に困った頭の構造だ。




↑これが本物のナポリのタラッリ
アーモンドザクザク感と胡椒のピリ辛が堪らないラブ




 

スマホのアラームは気がついた時に

すぐに掛けておかないといけない。

それが3日後にやらなければいけない事であっても。

 

そうでないと、またその「やらなければいけない事」が

忘却の彼方へ葬られてしまう。

 

 

そんなこんなで先日

フィレンツェのマーケットを歩いていたら

ナポリの食品を売っているお店があって

 

とある男性がバッバ(サヴァラン)を買っていた。

きちんと、ナポリの大きさのナポリのものっぽかった。

ナポリのバッバは大きい。最低フィレンツェの1.5倍はある。

 

 

その隣に目をやると、ナポリのタラッリの箱があった。

おぉっ!と思って私は試しに2個買ってみた。

 

 

そして、それを口に頬張った。

 

 

 

 

すると、なんと!そのタラッリには

アーモンドが2個しか入っていなかった。

たったの2個だ。

 

日本でなら、丸ごとアーモンドチョコに

間違ってアーモンドが三分の一カケラしか

入っていなかったくらいのガッカリ度だ。

 

どうりで安いワケだ。

 

このタラッリは、アーモンドが沢山入っているから

本場ではそれなりの値段がする。

 

確か、スーパーで買っても

2個で2.6ユーロくらいしていた。

 

それがフィレンツェでは2個で1ユーロ。

 

なんちゃって商品だった笑い泣き

 

もう、あんなナポリ紛い品を売る

なんちゃってナポリ屋から買うものか!

 

フィレンツェにだって

本場ナポリの味を売るナポリ専門店がある。

あそこで次回は買い直さなくちゃな。



本日のオマケ

今日、ちょうどナポリの有名ピッツァ職人ジーノが

ピッツァにタラッリ載せて遊んでいて驚いたよびっくり


偶然にしてはタイミング良すぎないか??




 

なんか、3日連続で

本場と違う虚しさ体験をブログに書いている私。

これは何を意味しているのかしらん?

 

つべこべ言わずに、本場にすぐに行ける人間になれびっくりマーク

っていうメッセージよねオーナメントデレデレ流れ星