物騒なイタリア | イタリアでモロッコごはん

イタリアでモロッコごはん

イタリア在住 リツコがモロッコ人と結婚を決めた途端、介護同居生活が始まり今に至るドタバタと、美味しいモロッコ&地中海料理について語ります♪

私はテレビを一切見ない人間なのだけど

夫が夜のニュースを見ているので

自然と報道が耳に入ってきてしまう。



昨日はアフリカ系の青年が

通り掛かりの女性をナイフで刺して

殺害した事件で大騒ぎ。



最初、犯人が解らず

被害者の夫が疑われたのたけど


ちょうど現場を通り過ぎていた

筋肉ムキムキのモロッコ人2人が

後日、不審な犯人はアフリカ人青年では?

と証人として名乗り出て、犯人逮捕に至った。



犯人に、なぜ殺害したのか?と問い詰めると

「道を歩いていて、この人だと思ったから…」

という、誰でも良かったという回答…。



最初に通りかかったマッチョなモロッコ人は

強そうだったから手を出せず

次にすれ違った女性を理由なく殺害したのだ。



モロッコ人は、イヤホンをしていて

外界の音が聞こえない状態で通り過ぎたから

悲鳴も何も聞こえなかったと…。



私はそれを聞いた時、虚しく脱力した。

私は外界の音も聞こえないと怖いから

いつも片耳だけイヤホンを付けて歩いているから…。



そのモロッコ人も残念そうに

僕がイヤホンさえしていなければ…

助けてあげられたかもしれなかったのに…

と言っていたのだ。



イタリアでは何も言われないけれど

フランスで自転車走行中に

イヤホンをしていたら罰せられると

聞いたことがある。



勉強や仕事中、集中するために

外界の音をシャットダウンするのは良いけれど

お外を歩く時、走行中は

少しでも外の音が聞こえるようにしておかないと

非常に危険だと思う。









そんな物騒なニュースを聞いた後に帰ってきた息子が


駅でベンチにちょっと置いておいた

リュックサックを盗まれそうになって

取り返して警察を呼んだ


と言うではないかびっくり




2人の青年の1人が息子のリュックを持って逃げ

もう一人は反対方向に逃げたそう。


リュックを持った青年は消えていったけれど

反対方向に逃げた青年が太っていて指差し


息子は足が速いので

一緒にいた友人2人とすぐに追いついて捕まえて

警察を呼んだのだと。



しっかし、その青年が

ナイフ持っている場合だってあるワケじゃん?

気を付けてよね〜不安



とにかく、リュックは戻ってきたそうで

息子と友達も無事で良かったけれど



一瞬たりとも気が抜けない世の中ですわよ〜奥様〜真顔



イタリアでは、席取りのためにバッグを置いて

用事済ませに立ち去ったりしないでねお願い



次の瞬間にはそのバッグ、盗られてるがな〜チュー

って感じよ、イタリアではウインク