ご縁がある人との出逢い | イタリアでモロッコごはん

イタリアでモロッコごはん

イタリア在住 リツコがモロッコ人と結婚を決めた途端、介護同居生活が始まり今に至るドタバタと、美味しいモロッコ&地中海料理について語ります♪

モロッコのF女史のお話が

ずっと続くのですが

 

私がモロッコで胃が痛くなっていた頃に

彼女達ファミリーの底抜けの明るさに

心から救われたこと。

 

 

そしてその後、F女史の弟のR氏が

アメリカからフィレンツェの我が家の自宅に

遊びに来てくれたことがありました。

 

 

それがまた凄かった!

 

 

F女史ファミリーとうちの夫は

父親同士が親友だったことから

お家も近くに建設したのだとか。

 

そしてアメリカからR氏が遊びに来ると知ると

義姉が友人の家に泊まりに行ってくれて

お部屋を空け渡してくれたのでした。

 

以前の家は客室がなかったので

フィレンツェのモロッコ人以外で

泊まりに来れたのは私の妹とR氏だけでしょう。

本当に親しい人間しか一緒に過ごせませんでした。

 

 

このR氏、夫の親友なのですが

ぶっ飛んでいる人で

あまりにも面白くて


初めて会ってお喋りしているのに

夫が仕事中、ずっと一緒にいても飽きませんでした。

 

もう、夫だけではなく

私もご縁があって彼と会っているとしか

思えない状態でした。

 





 

一緒にアペリティーヴォに行ったのですが

イスラム教徒なのに豚のお摘みを

パクパク食べてしまう人は

生まれて初めて見ましたポーンポーンポーン

 

 

なんというか、

あまりにも自由過ぎて

彼に規則を唱えても意味がなさそうでした。

 

 

アペリ中は夫もいて

夫はアルコール無しのドリンクを飲んでいて

私が豚を食べるR氏を見て目を丸くしていると

 

「こいつは昔から豚食べているから。

 イタリアに昔いた時も食べてたよ。」

 

と、夫も彼に何を言っても無駄と解っている様子。

 

 

R氏はイタリアのトリノで6年過ごした後

アメリカに旅立ったのでした。

 

アメリカでアメリカ人女性と結婚した後

離婚して、今は自由人として生きています。

 

これは、結婚という縛りも難しそうだな〜

って私も容易に想像できたけれどねにっこり

 

 

夫とR氏はいつも一緒に海に行っては

楽しんでいた仲なのだとか。

 

 

こんなに自由なのに

昔からいつも哲学書を読んでいたそうでびっくり

 

自由でパッパラパーッて感じだけれど

語らせると哲学家なのだそうで

海での夜長は、彼の哲学教義を聞かされていたとか。

 

 

F女史の家系の特徴は

パッパラパーな陽の部分と

内側の陰の部分が両極端なところです。

 

 

R氏の、哲学書を読み漁ってしまう

内向的な行動に飽きると

パーッとハッチャケて、また殻に入って読書するような....。

 

そのギャップも私が彼らに萌えてしまう

ところなのでした。

 

 

まだまだ続く