モロッコ人の訪問はいつも突然なのは
このブログの読者様は、よくご存知かと.....。
本日15時半に義姉の親友達が
我が家に訪問してくれるとのこと。
もし私達が遠出しちゃったりしていたら
どうするんだよ?って感じですが
モロッコ人はいつもこうやって
突然行くぜ!と当日昼頃に電話してきます
事前に電話してくれたから良いけれど
本当に予告なしにやってきたりもします。
本日の親友達は
以前住んでいた家のご近所さんだったNさん。
フィレンツェのモロッコ人の大御所って雰囲気。
以前、義姉が敗血症でヤバい状態で救急車で運ばれる時に
Nさんは、我が家から自分の家に帰ろうとしていた時
躓いて、すっ転んで、救急車の運転手が2台目の救急車を呼ぶという
惨事を引き起こしたこともあります
2人目は、義姉の事を心から愛してくれていたMさん。
足が悪いのに、杖をつきながら
フィレンツェの反対側からいつも手作りパンを持って
我が家まで届けにきてくれていました。
この2人は、電話口で泣いてくれたそうです。
もう1人は物静かなAさん。
私は存じ上げませんが、彼女達といつも一緒に動いている方。
この御三方はもうお年寄りなので
どうやらお料理係として
我が家の階下の若者Fさんが頼まれていたようで
タジンとホブス(アラブパン)とジュースとフルーツを
我が家に運んできてくれました。
Mさんだけが、義姉を偲んで泣いていて
何か義姉の形見をくださいよ!と言うので
義姉のポーチから
お祈り用の数珠が5種類くらい出てきたので
それをみんなで分けていました。
そういえば、私
義姉の形見が欲しいなんて
思ってもみなかったな
義姉は私物を触られたくなくて
私に触られないように
全部モロッコに送っていたからね
アクセサリーの趣味もゴテゴテで
一つも素敵と思わなかったし
もともと、私、義姉に何も求めていなかったしね
っていうか、忘れようとしても
忘れられないくらい毎日接触していたから
もう勘弁ってのが本音だね
私がミントティーを淹れて
ひたすらお喋りした後
Fさんが持ってきてくれたタジンを温めて
みんなで美味しく頂きました。
タジンバルコーク
牛肉とプルーンのタジンです
食後はホロスコープの話になって
私がついでにみんなの誕生日を聞いて
マヤ暦を調べてみると
結構皆さん、面白いことになっていましたよ
こうして義姉の周りに最後までいてくれた人が
我が家に来てくれるのも
これで最後かしらん??
皆さん、あんな義姉を
愛して、最後まで一緒にいてくれて
本当にありがとうございます