先日のクリスマスの日、
娘が友人宅にお呼ばれして
ご馳走をたらふく頂いた上に
プレゼント、とご馳走のお裾分けまで
頂いてきて、本当にありがとうございます
私はデザートのティラミスしか持たせなかったので
何か他にもお礼をしないとなぁと
これから何か次回のお土産を考えようと思います。
日本人が作ったティラミスなんて
だ、だ、だ、大丈夫なんですか？？
って怪訝な顔をされるのが常なイタリアです。
今回もご招待してくれた家族全員が
かなり怪訝そうな顔をしていたそうですが
盛り付けて一口食べたら
「おぉぉぉ〜
美味しい
あなたのマンマ、お上手ね
」
と、驚きの嵐だったとか。
っていうかさ、日本人のコックさんも然り
日本人の器用さって
平均的イタリア人のそれの何倍も優れているワケよ。
だから、日本人が本気出したら
下手したら、そこらへんのイタリア人よりも
断然美味しいものが作れちゃうのよ
ってことを、声を大にして伝えたいわよね。
よくピッツァ職人世界一とか
日本人が勝ち取っちゃうじゃない？？
私も20年以上ティラミス作っているからね。
サムライもティラミス作れるんだよー
そして娘が色々持ち帰ってきた中に
ラビオリ？？と思われる
円盤型のパスタが入っているタッパーがありました。
これ、なぁに？と聞くと
熱々のオイルで揚げて
ハチミツかけて食べるって言っていたよ。
みんなティラミスでお腹いっぱいになっちゃって
最後にそのデザートが食べられず
持ち帰ってきたのだそう。
あぁ、その家のマンマ、サルデーニャ出身って言っていたでしょ！？
これ、セアダスってお菓子よ
セアダスとは、パスタのようにセモリナ粉で作った生地に
ペコリーノというサルデーニャ産の羊乳チーズを挟んで
揚げて蜂蜜をかけて頂くお菓子。
5000年の歴史があり
世界最古のお菓子と言われています。
キャー、嬉しい
早速揚げてみましょうか！
揚げたてを切ってみると
中からチーズがトロリ
ハチミツをかけて頂くと
ふと、生地からレモンの香りがして
驚くほどサクッとした歯触りのほんのり甘い生地と
中からトロけ出 たチーズのしょっぱさと
蜂蜜の甘味が絡み合って、ヤバ旨〜
フィレンツェでサルデーニャのマンマ作の
セアダスが食べられるなんてラッキーね
これは揚げたての熱々を
ハフハフ言いながら頂くものなので
サルデーニャ料理でも
レストランで頂くデザートとして
調理したてを頂くことをオススメします