無理しない程度がオススメ。 | イタリアでモロッコごはん

イタリアでモロッコごはん

イタリア在住 リツコがモロッコ人と結婚を決めた途端、介護同居生活が始まり今に至るドタバタと、美味しいモロッコ&地中海料理について語ります♪

周りからどう見られているかは知らないけれど

実は私、努力して何かしたことがあまりない。

 

 

もし私が「努力している」ように見えたら

それは、ただ単に「何かに夢中になっている」だけだニヤニヤ

 

 

ピアノも書道も18歳?くらいまでやっていたけれど

それは努力というよりも

何かに集中する時間が好きだから続けていただけだ。

 

 

特に書道は瞑想で得られる快感と

同じような感覚が味わえる。

 

 

お菓子作りにも相当夢中になったけれど

別に自分が食べるのではなく

集中して何かを作り上げるのが好きでやっていただけで

作り上げたお菓子はバラ撒いていた。

 

 

高校受験も入れる高校に入り

努力をせずに入ってしまった。

 

 

大学受験もやらずに、推薦で入ってしまった。

 

 

社会人になって一人暮らしを始めて

初めて料理をまともに作ることになった。

それまで実家で料理したことなんてなかった。

 

 

料理をする時間も、まるで瞑想している時のような

リラックスした感覚が味わえる。




 

 

イタリアに留学しても

「イタリア語を勉強する」という努力ができず

語学学校にお金を払いながら、勉強から逃げまくった滝汗

 

 

遊び呆けてお金が無くなり

出逢ったモロッコ人が、私のことなんてよく知らないのに

「結婚して下さい」

と言ってきた真顔

 

 

いや、私、もうお金一銭も無いので

日本に出稼ぎに行ってきますのでにっこり

 

と言うと、

「そんな、全く心配要らないよ!僕が面倒みるから!」

と、自信満々に言うので

フィレンツェに留まることにした。

 

 

 

私は人生で適切な努力もせず

モロッコ人の支えでニートのまま

もし結婚なんてしちゃったら

 

イタリア語も喋れないまま

私はここでどうやって生きてくんだガーンもやもや

 

と、鬱でニートで引き篭もりと化したえーんえーんえーん

 

 

6ヶ月間、パジャマで寝続けた。

 

 

寝るのにも飽きて、料理学校に行って

久しぶりに外界の空気を吸った。

 

 

そこでもイタリア語の上達は出来なかった。

 

ホトホト困っていた時に

フィレンツェ大学の医学部の下に

栄養士コースってのを見つけた。

 

あぁ、私、既に栄養士だし

ここで勉強したら

イタリア語、上達できるかもうーん

 

と、それだけの理由で入学手続きをしてみた。

 

 

大学から入学許可が降りて

その時から初めて

私は努力して自発的に勉強した。

 

何故なら、自分は赤ちゃんハイハイ

スポンジではない

どちらかと言うと軽石のような笑い泣き

給水率低めの頭に

 

一語、一語、辞書を引きながら

解る単語の方が少ない医学書をまず訳し

ノートに整理して、その後何度も読んで理解して

口頭試験に臨まなければならなかったからだ。

 

 

途方もない作業を1年半続けた。

 

 

2年経つ頃には

もう殆ど辞書は必要なくなっていた。

 

大体、出てくる単語は一緒だった。

 

 

人間、3年努力すれば

人生変わるって本当だと思った。

 

 

私が努力したのはあの時の3年だけで

その後は一切努力していない。

 

大学にフランス語とアラビア語を習いに行ったのは

介護の合間に、趣味で習い事として気分転換に勉強していただけだ。

 

「介護でボロボロ」なだけで

私の貴重な人生の時間を終わらせたくなかったからね真顔

 

 

モロッコ料理を習うことに努力は必要なかったし

モロッコ料理を教える時も、努力は必要なかった。

 

出来ることをやっただけだ。

 

 

こんなに怠惰な私が努力を始めたのは

生後29年目だったしニヤニヤ

これから努力するかは、解らない。

 

だけど、無理に努力する必要はないし

人生テキトーにこなしていればなんとかなる。

 

 

ただ、人生に於いて一度も

本気で努力せずに死ぬのは嫌だなーと思っていた私に

神様が「努力する機会」を与えてくれたのだと思う。

 

 

そう、私は努力はしてみたかったのだ。

 

ただ、努力したその先に

輝く光が見出せなかったから努力しなかっただけだ。

 

 

私と同じように怠惰な方も

人生どん底に落ちて、どうにかしなければ!

って思った時

 

這い上がって何かを達成したら

鬱でニートで引き篭もりから抜け出せるかもしれないお願い

と光に近づこうと思った時

 

その時、必要な努力をすれば良い。

 

 

別に無駄に努力して消耗することなんて、必要ない。

エネルギーは効率よく使おうねちゅー