私は、よく寝ちゃう人だ。
先日、勝間和代さんのYouTubeを見ていたら
彼女も授業中寝ちゃって困っていた
と言っていたのと
私が寝ちゃう現象が同じかどうかは解らないけれど
それを見ていて
私は、どうにもこうにも寝ちゃう人だと思い出した。
自分では寝ちゃうことが当たり前なので
他人から指摘されて他人が驚いていることで
自分が驚いちゃうって感じ。
一番大変だったのは
中学生の時の受験前あたり。
私は自分の部屋で勉強する予定で
机に向かっているのだけれど
そのうち突っ伏して寝ているので
両親が
「リツコ!寝てるわよ!勉強するんでしょ!」
と起こすので
あらら、私また寝ていたんだ
と気付かされるのね。
こんな感じなので
人生に於いて棍詰めて勉強した事はない。
って言うか、寝ちゃって出来ない
だから高校も確実に受かると
言われた高校に受験で受かって入った。
つまり努力はしていない。
大学での授業も
もちろん、突っ伏して寝ていた。
いちばんもったいなかったのは
社会人になってから通った渋谷のイタリア語学校だ。
メッチャ高いお月謝払って行くのだけれど
教科書を広げても眠くて眠くて
結局覚えたのは数字の1〜10まで
殆ど喋れない状態でイタリアに留学したから
本当に喋れるまで8年くらいかかった
語学を甘く見ちゃぁいけないよ
イタリアの大学は医学部系で
人数が少なかったのと
子供を妊娠していて期限が迫っていたので
寝ている暇なく、この時だけは必死に寝ずに頑張った。
だけど、その後入った
大学の外国語学部では
アラビア語は先生が面白くて寝なかったけれど
フランス語は一番前の列で真正面を見ながら寝てしまっていた。
「スノウチ、ガンバレ!」(Madame Sunouchi, courage!)
とフランス人の先生に言われて
ハッと起きて、
もう、恥ずかしいけれど、寝ちまっていたので仕方がない
スンマセン!と小さく言って、その後は寝ないように頑張った。
ある日、大学のシアターで
客席が真っ暗になって教授の授業が舞台のマイクで
繰り広げられていた時なんて
客席が暗くなった途端に寝て、
周りがザワザワしていたので起きたら
90分の授業まるまる寝てしまっていたことがある。
家でもよく、パソコンに向かいながら寝ている。
カナプリ(私のヨガの先生)と
ヨガの後、瞑想を始めた時なんて
3ヶ月くらい、瞑想の時間寝続けた。
こんなに寝てしまう生徒はいないだろう
目を瞑ると、身体が寝ずにはいられないという
反射のような感じで眠りこけてしまうのだ。
(もちろん、正面向いたままね)
私は一生、瞑想なんてできないのでは?
と思ったけれど、4ヶ月目から寝なくなった。
何か気持ち良い境地に辿り着けたみたい
日本の実家に一時帰国した時
久しぶりに妹と布団を並べて寝ようとした時
妹は寝転がって何か私に話していたのだけれど
私が布団に入って2秒後に
寝始めたのを見て
「昨夜、あり得ない光景を見たよ!
私は眠りにつくのに15分はかかるのに
お姉ちゃんは布団に入ったと同時くらいに寝ていたんだよ」
その時、世の中の人間には
入眠にそんなに時間が掛かる人がいるのかと....
やはり私がオカシイのか?
と思ったよね
なんかもう、「眠る人」と
周囲に認識してもらった方がラクだから
スリーパー・リツコですとか
勝手に芸名作っていこうかな?とか思ったよね