妄想なのか?夢の中。 | イタリアでモロッコごはん

イタリアでモロッコごはん

イタリア在住 リツコがモロッコ人と結婚を決めた途端、介護同居生活が始まり今に至るドタバタと、美味しいモロッコ&地中海料理について語ります♪

イタリアではお外に行けないから。

 

イタリアでは誰も遊びに来ないから。

 

 

義姉がボソボソ言っている。

 

「モロッコでは息子とどんな生活していたの??」

 

 

モロッコでは誰かが遊びに来ては

色々お喋りできたから。

 

 

息子が公園に散歩に連れて行ってくれたよ。

奥さんもいたよ。

 

 

「奥さんもいた、ですって??びっくり

 

 

息子は昨年離婚しているのに真顔

 

 

新しい2人の子連れの女の事を言っているのか??

 

それにしても、あの巨体を

階下に下げるだけでも一苦労だろうに。

 

自分の子供すら公園に連れて行ったことのないドラ息子が

あの車椅子の母親を公園に連れて行くか??

 

 







 

いやいや、奥さんもいた

の時点で、義姉は夢を見ていることが解るキメてる

 

 

義姉は毎度の送金で息子を女遊びさせ

元妻と別れさせるまで

あの妻を嫌っていたのだから。

 

 

奥さんと一緒に仲睦まじく外出するワケがない。

 

 

 

もし新しい女が一緒だったら

間違っても奥さんとは言わないだろう。

 

 

 

義姉は夢を見ているのだ。

自分が、そうだったら良いなぁと思う

叶わない現実を妄想しているのだ。

 

 

 

実家にいた数ヶ月は

2階に住む姪っ子のママを怒らせて

屋上送りの刑になり

 

息子が夜、寝にくる以外は

数ヶ月間、誰も様子を見に来なかったという。

 

3階に住む義弟の未亡人は

たまに実家に帰ってきても、

義姉が屋上の小屋にいるなんて知らなかったというポーン

 

 

 

その後、ドラ息子が

義姉の小さな家に移動させたのだけれど

以前のようにドアを開けておいてくれず

隣人は挨拶も出来ない状態だったとのこと。

 

 

隣人からイタリアの夫に電話があるのだけれど

夫はドラ息子と音信不通なので、どうすることも出来ない。

 

 

そんな中、和やかに公園になんて行っているワケないだろうにっこり

 

 

 

義姉は妄想の世界に生きている。

たまに朝食の時に

「私はどこの国にいるんだ?」と聞いてくる。

 

 

イタリアのフィレンツェだよニコと教えてあげる。

キッチンの様子とか、その部屋の様子を見ても

もはや判断出来ない時もある。

 

 

 

こうして幸せの境地に生きているからか?

今回の帰国後の叛逆は、あの12日後の一度だけで

非常に良い子に過ごしている。

 

 

血糖値も帰国当初は高めだったけれど

最近スッカリ落ち着いた。

 

以前は必ず200 mg/dL 以上あったけれど

最近は100 mg/dL  代でウロウロしている。

 

 

ランチに何を食べたかも覚えていないので

「こんなモノ食べられない」とか文句もない。

 

出てきたものを静かに食べ

静かに去っていき、やがて車椅子に座っていられなくなり

ベッドに移動させる。以上。

 

 

以前の大騒ぎなど思い出せないくらい静まった。

 

 

頭の中お花畑のままいてくれると

私も介護するのが非常にラクだ。

 

 

 

神様、お願いだから

このまま義姉を豹変させないようお願いしますわお願い照れ