先日は雌のカブトムシを
朝の散歩中に激写していたのだけれど
また気になるものに出くわして
思わず足を止めてしまったのよ。
ちょっと何なのよ、その気になる姿は！
あなた、顔が真っ黒よ。
でも何かに似ているのよ。
私の故郷の誰かに似ているの。
そう、気になるのはあなたの尻尾。
その見事な巻きは私の同郷の君に似ているのよ。
でもそのシッポから視線を顔に戻すと
真っ黒だからワケわからなくなるの。
私はこのままだと
気になって家に帰れないから
飼い主に聞きに行ったわ。
「あの、スミマセン。
この子は日本の血が混ざっていますよね？」
「あぁ、この子はアキータ・アメリカーノだよ。」
あぁ、やっぱり！
アキタチックでしたわ。
でも顔が黒い子を見たことなくてね。
ご覧下さい、この気になるお姿を。
イタリアでは秋田犬はアキータと
キの上にアクセントで呼ばれています。
大抵お金持ちのオッサンが
誇り高げにアキータと共に散歩しているのを
よくポンテヴェッキオあたりで見かけます。
この子を飼うには
絶対にお庭が必要だし
アパルタメント住まいの人間には
所持することすら無理なお話です。
ただ、秋田犬って顔、黒くないでしょ！
と、私はワケ解らずに聞いてみたら
秋田犬と何かが混ざった犬種だとのこと。
日本ではアメリカン アキタと呼ばれているようです。
フィレンツェでは柴犬、ミニ柴もよくみかけます。
高価だし、こだわりのある飼い主さんが飼っていて
柴犬ね❣と言ってあげると喜ばれます
フィレンツェには各所に犬専用の公園があって
犬と犬の飼い主だけが入って
犬を離して自由に走り回らせることの出来る
かなり広いスペースが確保されています。
ここは犬達のパラダイス。
ワンコ友達もいっぱいいるし
毎朝お散歩の時間が決まっていれば
大抵ここで集合して
飼い主同士でお喋りもできるでしょう。
日本では犬専用公園、見たことないけれど
探せばあるのでしょうか？
他のお国のワンコ事情もご存知でしたら教えて下さいね♪