我が家の家具は足りないもので一杯なので
イケア見学へ!
カサブランカは広いな〜と
いつもドライブしていると思います。
フィレンツェは本当に小さな街ですのでね。
カサブランカは昭和なのどかさの中に
最先端の都会の雰囲気が突然現れたりする
カオスという言葉がピッタリな街。
イケアはメッチャ郊外にありました。
家具は同じで
掛かっているのが民族衣装のジュラバ。
値段を見てビビビビックリ!!
イタリアの2倍です!!
そう言われれば、来ているお客さんも
お金持ちそうな人ばかり。
IKEAは庶民の味方じゃなかったんですか〜??
イタリアでは万人の散歩コースとなっているIKEAですが
どうやらここモロッコでは違うようです。
まるで日本の無印良品を外国で訪れて
あ、やっぱり日本行った時に買お!
って思うのと同じ感覚ですわ。
イタリア値段を知っているが故に
買う気が失せ、唯一タッパーが同じ値段だったので買いました。
他のものはモロッコ人はあまり食べないそうです。
今回色んな家具やらカーテンやら揃えるのに
カサブランカ中を見てまわっていたのですが
その後のIKEAはテンション下げられました。
この国にはIKEAの現代的なデザインに負けないくらい
強い個性的な文化が根付いているので
根こそぎIKEAに持って行かれることはあり得ないのです。
例えば、私は家の照明を探していたのですが
こんなステキなライトを見てしまった後に
IKEAのライトは、とても安っぽく見えてしまいました。
安っぽいのに高いIKEA。
ステキなのにお手頃価格なモロッコのライト。
私はモロッコのライトを選びました。
イタリアでも若者の家を訪れると
全部家具はIKEAで揃えました〜ってケースも多々あります。
が、イタリアでもリサイクルショップを訪れると
とんでもないお宝アンティーク家具が
IKEAより安い価格で売っていたりします。
イタリアで買ったIKEA家具は
見た目は格好良いですが
本物の木で出来ていないので
引き出しの下の部分が湾曲して開かなくなってしまいました。
どこを見ても同じな没個性な現代のインテリアに
イタリアやモロッコの職人さんの手による家具などを上手く取り入れて
個性的にしていけたらいいなぁと思います。