先日子供が日本の教科書を読んでいて
教科書の一枚だけ厚紙のページを触っていました。
何?特別なページなの?と聞くと
なんと点字のページで、特別塗料でボコボコしていて
本当に点字を指で触って感じられるページでした!
教科書の一枚だけ厚紙のページを触っていました。
何?特別なページなの?と聞くと
なんと点字のページで、特別塗料でボコボコしていて
本当に点字を指で触って感じられるページでした!
えー!
なんか点字を触ったのなんて久しぶりで感動しました。
娘は、あ、これってあの薬の箱にあるやつでしょ?
と言います。
そういえば、イタリアの薬の箱には必ず点字で
何の薬かわかるように名前が書いてあるんです。
点字って、目の見えない人が
どんな風に感じながら読んでいるか
実際触ってみないと解らないし
こういう体験できる教科書って素晴らしいと思いました。
他にもいろんな情報が載っていて
点字コピー機というものもあるようです。
こんな風に立体的に盛り上がってコピーされるようで
地図などが触ってわかる便利物。
でも仕組みがよく解らなかったので調べてみると
特殊なカプセルペーパーを使い
点字原稿などを立体形状にコピーできる機械で
立体化したい原稿を専用複写機でカプセルペーパーにコピーし
専用現像機に通し熱を加えることで
トナーの付いた部分が膨張し画像が浮き上がる仕組みだそうです。
こんな感じだそうですよ。
目が見えればパッとイメージが掴めるものも
「見る」という経験がなければ頭では解らないものです。
そのイメージを伝える大切な役割を果たしている優れものですね。
そして私達が見えているからといって
実際に触ってみないと解らないもの
食べて、噛んで味わってみないと解らないもの
経験してみないと解らない未知なものが
周りには沢山溢れているんだと感じさせてくれた
日本の国語の教科書にありがとう。