今回はマネーカテの疑問のお話。「どのくらいたまってればいいの?」について。


FPブロガー&マネー雑誌の鉄板ネタ「世間一般の貯金額、平均値は一部の金持ちに引っ張られて高くなってます!中央値をみましょう!」についてのツッコミを書きたいです(笑)


このセリフ、皆どれくらい貯めているの?というタイトルと共に1月と4月の記事にやたらと出て来ます。家計管理始めたい人向けのPV稼ぎでデータを更新するだけのお手軽記事をとは分かるのだけれど、この記事の書き手に聞きたい。「基準として平均値ではダメなのはわかった。では中央値ならいいんかい?」と。


そもそも論、資産保有額はべき分布!

・べき分布だから平均値も中央値値も意味を持たない。正規分布の感覚は捨てるべき。

・大多数の貧乏人と極めて少数(だが、正規分布だった場合に比べると多い)金持ちと言う分布である。


ならば、世間一般と同じぐらいの資産がある=貧乏人である。よって世間一般を目標にしては駄目!という帰結になると思うのですが…誰も言わない(笑)


ではどこを目指すか?

べき分布じゃ無い世界線を想定して値を計算してみます。想定は下記。


・20歳から32歳まで夫婦それぞれが一人ぐらし、33歳で結婚して子供2人いる45歳までを計算する

・収入として、ジニ係数0の日本を仮定する。 要するに一人あたりGNI(24年の値507万円)が一人の額面年収です。

・生活費支出は正規分布なので平均値を採用。

ネットに落ちてた23年の値、単身18万、2人以上世帯32万とする。

・ジニ係数0だから社会保障支出は不要

・国防や社会インフラ支出は必要。ぱっと出てくるデータが無いので四公六民と仮置する。

・教育支出も平均値を採用。保育園小学校の費用累計として一人250万。

・家はローンで買って償却、として計算に入れない。

・投資収益はジニ係数ゼロなので507万円に含まれており貯蓄金額に影響無し。


とすると

収入2×(507×0.6)×25=15210万

支出2×216×12+384×13+2×250=10676万

→4534万

日本の所得が均等に分配され、かつ平均値の支出だけをするなら、このぐらいの貯蓄ができるんですね。これだけあれば、旅行や趣味にも数百万は使うな~と言う事で、貯蓄は4000万ぐらいでしょう。


よって

Qどのくらいたまってればいいの?@45歳

A平均値800〜900万の5倍ぐらい

と言う結論となりました。


これって、多いと思いますか?それともそんなもんと思いますか?