神職と神使〜狛犬から変態と呼ばれて〜 -47ページ目
昨日はちょっとのんびりしたお休み。
横浜の夜景を見てきました。
それ自体は珍しくもないのですが、
屋形船からの横浜の夜景。
横浜って、
屋形船の会社たくさんあるんですね。
その中の『すずよし』さん。
娘がバイトをしていて、
その縁で知ることができました。
横浜の夜景を、
屋形船で食事をしながら見る。
ちょっと贅沢なことをしてきました
お料理も美味しく、
スタッフの皆さんも
ずっとにこやかに対応してくださり、
楽しい2時間を過ごせました。
乗り合いの椅子席の屋形船。
船の中からの景色はこんな感じ。
金目鯛の煮付け、唐揚げ、お刺身…等
奥の白い紙の上には揚げたての天ぷら🍤
乗って乾杯ドリンクが届いたら
周りみんな各自で始めちゃってます。
乾杯ドリンクあるくらいだから、
乾杯があるのでは???
え、ないの?
…と思っていたら、
やっぱりありました、乾杯。
みんなで乾杯して出航です
帆船日本丸
18時に出航
約1時間くらいは停泊してお食事
大さん橋
赤レンガ倉庫
氷川丸
戻ってきて20時解散です。
4月には娘も就職。
もうすぐバイトも終わり。
離婚するのに家を飛び出した時、
次女は年長さん。
その娘が就職。
16〜17年分の
頑張りのご褒美を頂いた気分でした。
大変なこともたくさんありましたし、
決して良い母親ではなかったと思います。
それでも、長女も今まで派遣だったのが、
派遣先の会社に正社員登用され、
やっと長女次女共に安心できそうです。
娘達が読むことはありませんが、
2人とも、ついてきてくれてありがとう。
娘としてそばにいてくれてありがとう。
今日はぽんちゃんも休み。
あずきとずんだをゲージから出し、
自由にするためにライトを抱っこ。
(ライトとあずきが喧嘩するのを防ぐため)
タルも自由にしていたのですが、
あずきとずんだの入ってこない
3階でのんびりしたいタル。
一匹で3階の部屋に籠ってしまいました。
ぽんちゃんの通訳で、
『ママも3階きて〜』
と言ってるのはわかっていたのですが、
その時、お昼ご飯を食べていた私。
当然ながらすぐには3階へ行けません。
しばらくして3階へ行くと
神棚に向かって神様とお話ししていたタル。
『ターたん、神様に文句言ってた』
『まぁまぁ。おちつきなさい。
って言われた…』
普段我慢してる分、
時々爆発するタル。
神様に文句言ってるとは…
『ママ、今度にぃに抜きで
ターたんとデートしてね』
いつも、
ライトよりもタルの方が我慢してしまうので、
たまには、タルと女子会してあげなきゃね。
(女子会と恋バナが好きなタル)
ライトは晴明さんの式神時代、
晴明さんから
「古事記は読めるようになりなさい」
そう言われたそうです。
文字を覚え、
少しずつではあるけれど、
がんばって読んだそうです。
『全部ではないけど、
読んだところならわかるよ』
そう話していました。
平安時代は平仮名もありますが、
まだまだ女性文字とされていた時代。
草書体で書かれた本も多く、
まさかそんな文字を読んでいたのだろうか?
万葉仮名とか読めたりする!?
と疑問になりました。
「ライトが読んでたのって、漢字?
ミミズが這ったような字だったりする?」
『ひらがなだよ。
女文字って言われてる字。
字は晴明さんに教えてもらった。
ミミズが這ったような字は読めない。
普通の文字だよ』
『ライト
“あ・な・う・れ・し・や”
って書けるよ。
ママが「あなうれしや」って
よく言ってたから
書けるように練習した』
前世の記憶として、
文字は書けていたでしょうが、
今はさすがに書けないと思うけどなぁ…。
あの頃できていたことは、
今もできると思っているライトが可愛い。
親バカな飼い主なのでした。
神様の行動範囲。
どのくらいだと思いますか?
氏子を持つ、
氏神様として崇められる神社の神様は、
氏子の範囲内は自由です。
神社から出て、お出かけすることもあります。
ですが、基本的に氏子の地域外へは出ません。
御神札があれば、
御神札に付いて
氏子の範囲外にも出ることは可能です。
ですが、あくまでも御神札に付いて
行くことになるので、
御神札を祀る家から出ません。
一方、
氏子のいない崇敬神社の神様は、
全国どこまででも行きます。
その神様からご加護を貰えれば、
『神様ー!お話したいので来てください!』
と言えば、来てくれます。
私の奉職先の琴平神社の大物主様や、
箱根の九頭龍神社の九頭龍さんなんかは
崇敬神社なので、
神棚で祀ってなくても、
加護さえ貰えていれば、
お呼び出しすることは可能です。
先日実家に帰った時、
ライトは少しだけお留守番をしたのですが、
『うにょ様ー!
おはなししましょー!
きてくださーい!』
ってお呼び出ししたそうです。
ライト、そんなこと出来るの!?
と驚いたら、
ライトはうにょ様こと大物主様に
加護をもらっているそうです。
いつの間に…!
『ママは、
うにょ様の子供(仕える神職)だから
ママが呼んでも来てくれるよー』
お呼び出ししたことはあるので、
来てくれるのは知ってるけど…
ライトが呼んでも来てくれるとは。
まぁ、10月のお祭りの時に、
家で2人(?)っきりで
うにょ様と話したと言っていたので、
不思議ではないか…。
基本的にライトもタルも、
御守りや神棚を通して神様とお話しします。
大物主様のように、
加護をくださっている神様なら
どこででもお話しできますが、
それ以外の神様は、
神職でもない限り、
家に来てもらう…なんていうのはできません。
加護も、
もちろん、よっぽど何度も通って、
いろんなお話しして、
神様に信頼されなければもらえません。
ライトの場合は、
一番上の神様から、
神様のことを広めるよう、
使命をいただいています。
また、最近の頑張りが、
神様ネットワークで広まっているので、
初めての神社でも、
加護をくださったりすることがありますが、
なかなかそうはいかないです。
何度も何度も通って、
たくさんいろんな話をして、
神様の信頼を得てください。
そうすることで、
ご加護をいただき、
離れたところからでも、
神様に通じるようになるかもしれません。
神様だって、人と同じです。
何度もお話ししてこそ、
信頼を得ることができます。
縁を繋ぐことができます。
一度や二度参拝しただけの神様とは、
縁を繋ぐことはできませんので、
同じ神社へ何度も通ってくださいね
ちなみに、遥拝は、
遠くからでもできますが、
こちらから神様へ祈りを届けるだけで、
神様が来てくれるわけではないです。
それでも、祈りは届くので、
行けない時は、
遥拝してお話しするのも良いと思います。
先日の鬼祭り。
青鬼さんを退治する気だったライト。
「ライトさー、
青鬼さんって、手力雄命なんだけど」
『神様!!
なんでもっと早く教えてくれなかったの!
悪い鬼だと思ってたのに!』
話さなかったことを怒られました。
青鬼は天宇受賣命と共に、
天の岩戸を開く神楽舞を奉納するんですよね。
ただ、2/10の午前中に奉納されるので、
学校があって見たことはなく…
なので、今回ちゃんと調べるまで
私も知りませんでした。
私は氏子ではない地域で、
氏神様の神社は違ったのですよ。
なので、私が高校生の時に
舞姫として舞った神社は
鬼祭りの神社ではないんです。
鬼が門寄りしてくれる家が羨ましくて、
鬼祭りが憧れだったのはあります。
それは父も同じだったよう。
羨ましかった、と話していました。
数年前から氏子なので、
父は憧れの鬼の門寄りをお願いしています。
赤鬼さん(大人の方)も、
暴れる神、素戔嗚尊という説があるので、
鬼だけれど神様なんですよね。
天狗の本拠地が素盞嗚神社なので、
赤鬼が素戔嗚尊というのは、
ちょーっと不思議な気がしていますが、
こればっかりは“説”なので、
実は本当のところは誰も知らなかったりします。
昨日の夜、
20時半過ぎに、
司天師(天文学者)の門寄りがあり、
大人の赤鬼は、
22時半過ぎに実家の近くを通ったそうです。
実家は門寄りが最後の方の町内ですが、
門寄りの後、神社へ帰還し、
すべてが終わるのは日付けが変わり、
深夜2時とかだったと思います。
鬼役や天狗役も大変ですが、
付き添いも、神職も大変。
神職も、朝から昼過ぎまで、
神事が続いている間は
ずっと神事が行われる八角台で座っているので、
寒いし辛い。
私なら身体壊しそう…
とか思ってます
↓八角台
調べたら、鬼祭りは、
徳川家康も子供の頃に見ているそうで、
第二次世界大戦中も、
神事だけは途絶えることなく
続いていたそうです。

