以前、神様は喧嘩しないから
複数持っても大丈夫ですよ。
という話をしました。
今回は、その話からすると
矛盾してしまうお話。
でも、納得できるお話だと思います。
古い神様だと、
いろいろあっても
和解してることもありますが、
歴史の浅い神様だと、
神様同士は和解してたとしても、
その周りが和解してないこともあります。
わかりやすいところで言うと、
上杉神社の御守りと、
武田神社の御守り。
御祭神はそれぞれ、
『上杉謙信公』
『武田信玄公』
川中島の戦いで何度も戦ってきた二人。
この御二方は和解してそうですが、
家臣の中には、
戦の最中に亡くなり、
未だ『御館様の敵』
そう思っている人もいるでしょう。
御守りは、
必ずしも御祭神だけが
来られるとは限らないので、
もし、お互いの家臣が来て、
鉢合わせしたら…
お互い警戒してしまいます。
御守りの効力が、
違う方向に発揮してしまうんですね。
『戦国時代が大好き!』
『目の前で戦さが広がるとか
想像したらワクワクする!』
そういう方は別として。
一緒には持たない方がいい御守りです。
せっかく持つなら、
御守りからしっかり効力を得たいものです。