大神神社のことを書こうと思っていたのですが、

その前に改めて自己紹介。


愛知県にある琴平神社の神職です。





神職の資格は大学で取得。

神職には階位というものがあるんですが、

何気に高い階位を持っています。



神職の階位は上から、

浄階(じょうかい)

明階(めいかい)

正階(せいかい)

権正階(ごんせいかい)

直階(ちょっかい)

と5段階あり、

私の持つ資格は明階です。

『浄明正直』(じょうみょうせいちょく)

浄く明く正しく直く

(きよくあかるく、正しく素直に生きましょう)

という意味から階位の名称が付いています。



別表神社と言われる宮司になるには

明階を持っていないとなれませんが、

逆に一般神社と言われる宮司は

権正階を持っていれば良かったりします。



私の属する支部(神社庁に属することになるので地域ごとに支部があります)では、

浄階を持っている人は今はいなく、

明階も10人いるかいないか、だったと思います。

私が地元にいた頃は6人だけだと言われていました。



今は大学で取得できる資格は正階となり、

2年奉職後に明階ということになっています。



大神神社の話の前に、

なぜこんなことを書き出したかというと、

学生時代の同級生達は全国各地の神社で奉職していて、

大神神社もその一つなんですよね。



すべては記憶していないのですが、

大神神社はなぜかすごく記憶に残っていたのです。

元気かなー?とか思っちゃったわけです。

そんなわけで、神職の階位の話をしてみました。



普段奉職している中では、

階位より階級のほうが重視されているんですけどね。



袴の色で階級がわかれているので、

皆さんから見てもわかりやすいかと思います。

階級の話は以前書いているので、

その話を貼り付けておきますね。




普段は正社員として会社勤めしてますが、

地元に帰ると神職として神社に奉職。

大物主大神様に仕えています。

という自己紹介とともに、

神職階位のお話でした。